3.0
狂愛。
の 一言に尽きるラストでした。
笹木先生の作品の中でも特に好きなお話だったので 更新を本当に待ちわびていました。
最初からラブラブなハッピーエンドなんて期待はしてませんでしたが
それでも私は 政宗の狂おしいまでの想いを月貴が受け止めた展開が本当に嬉しくて、もしかしたらこのまま結ばれるかも…?と少し期待していました。
定綱は可哀想だったけれど あの最期は想定内でしたし、二人が生き残ったのは良かった。
でもあそこで、月貴が政宗に恐怖を感じてしまった事が なんだか残念でした(そりゃ夫の生首見たら仕方無いですけど…)
政宗と何処までも堕ちていく覚悟ではなかったの…?
政宗が定綱を○す、もしくは定綱が政宗を…となるかもしれない事を 想像していなかったの…?
あんな風にビビる位ならせめて、そうね。これでずっと一緒にいられるわね…的な感じで 月貴もヤンデレになって終わってほしかった。(勝手な意見ですが)
月貴はこれから一生、政宗の愛に怯えて生きていくのでしょうか…
せっかく戻れたのに、月貴にも心から幸せになってほしかったです。
ヤンデレや禁断系がお好きで やや濃いめのエロが読みたい方にはお薦めです。
はっきり言って後味の悪いバットエンドなので、明るくラブラブなお話が好きな方には不向きだと思います。
満足のいくラストではありませんでしたが、政宗の狂愛っぷりとエロは満足できたので 私は最後まで購入して良かったです。
長々とすみませんでした<(_ _)>
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