気がつけばうちのごはんのにおいだった 完全版
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あらすじ
ヒューマンドラマに定評ある草野誼が、ぬか漬けきゅうり、キンピラゴボウ、茄子の味噌炒めなど、食卓でもおなじみのおかずをキーワードに、読めばほっこり優しくなれる話を紡ぎました。単行本刊行時に未収録だった「じゃがいもコロッケ」「煮込みおでん」の2作品も初収録。大切なこと、美しいことは食卓の思い出にあります。あなたの思い出も再確認したくなるかも。
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ユーザーレビュー
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人情話+お惣菜
オムニバス形式で「お惣菜」を扱ったエピソードが綴られていきますが、いわゆる「料理マンガ」「グルメマンガ」ではなく、ヒューマンドラマがメインです。
レシピはありません。
始めは「地味で暗い感じのマンガだな」と思いながら読んでました(なにしろ1話はネット難民と糠漬け)。
しかし、爆発的に面白いわけではないのですが、ジンと来てしまういい話や、毒の効いたホロ苦い話、「そうきたか!」と唸らされるどんでん返し・・・気がつけば、よく練られたストーリーに引き込まれて数話読んでました。
清く貧しい人たちを主役に「おうちごはん」の暖かさを思い出させてくれるストーリーです。by サワドゴ- 6
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4.0
まあまあです。
ほのぼのとしてるなと感じます。
何気に突っ込み所満載だけど。
「豚肉のしょうが焼き」に出てくる会社、ブラックでしょ?!
正社員の不満を反らすために、パートさんに対する締め付けをキツくするって。パートさんは車使うな・パートさんの更衣室にエアコン着けない・面倒な仕事を押し付ける等ブラックでしょ?更衣室にエアコン着けないって猛暑日だったら熱中症で倒れるから。労基へ通報されてもおかしくないでしょ?
どんな仕事も嫌がらずに率先して引き受けたパートさんが正社員に昇格したけど?その方が頑張ってるのはよく分かるけど。それだったら主人公も正社員に昇格させたら良いのに。正社員以上に頑張ってるのは皆同じだと思うから。by セーラ- 2
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4.0
意外な展開ばかり
各話のタイトルが昔懐かしいかんじのお惣菜なので、それにまつわる感動的なエピソードなのかと思ったら、想像もしていなかった意外な展開だった。
グルメ漫画ではない。キラキラ要素ゼロで、どの話の主人公も蔭がある。でもそれがストーリーの要になり魅力になっている。他の作品でも思ったが、すごい作家さんだな~と思う。
ちなみにどの話も一応ハッピーエンド。一気読みしてしまった。by ピナコラーダ- 0
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4.0
草野さんの作品が好きで途中まで読んでみたけれど、「かんかん橋を渡って」とか、「愚者の皮」とかに比べると狂気じみた感じは押さえられていて短い話で終わるので登場人物の複雑さも少なく割りとほっこりするストーリー。いい意味で草野さんらしさはもちろん感じる。ご飯を通して日常を描いているんだけれど、やっぱりこの作者さんは頭いいなあ…とつくづく思う。
by ゆきみかん- 2
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5.0
母子家庭だったのもあり、食事はいつも冷凍食品、惣菜、店屋物、ほか弁のオンパレードだった。子供の頃、いくら言ってもカレーライスはおやの好みで辛口。しかもビシャビシャで煮込みの足りない激マズカレーライス。子供持った今、我ながら料理は頑張ってきたと思う。何か悲しくなった。
by 匿名希望- 0
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3.0