ハイジと山男

あらすじ

派遣社員だったハイジは亡き祖父が遺した山小屋を訪ねることに。変わり者だった祖父。そんな彼と一緒に働いていた霧島(きりしま)はハイジの山男(=祖父)のイメージを覆す爽やかな青年。しかしいざ山に登ってみたら厳しくハイジにも容赦がない。ようやく山小屋に着いて安堵するも、そこはハイジの想像を遥かに超えるものだった。「こんなはずじゃ!?」と心の中で叫ぶハイジだが山で見た光景が彼女を変える。ハイジの山小屋修業が始まる!

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ユーザーレビュー

  1. 評価:4.000 4.0

    山っていい

    全く山は登りませんが、その美しさには興味はありました。

    山小屋生活ってこんな感じなのね~って感じで面白かったです!
    その良さも苦労もイキイキ描かれてて、新しい世界を見せられたよう。

    好きだったのですが、終わるの早いよ…
    最後の方が駆け足で終わったような感じです。
    もっと主役陣の感情を丁寧に描ききってほしかったな…そこが残念。
    でも一読する価値あり!

    • 3
  2. 評価:5.000 5.0

    何度も読み返したくなる

    漠然とした山小屋のイメージとして、ほのぼのしてて、都会の喧騒からはなれた静かさがあるんだろうな、と思っていました。
    その印象がお話しを読んでガラッと変わりました。
    いやいや、ぜんぜん非日常を体験できるからこそ、ふとしたことから生命の危機の恐れもあるし、だからこそ一時も気が抜けない山小屋の仕事がありました。
    その分、やりがいや掛け替えのない出会いもあって素敵です。
    登山の趣味はないけれど、一度は山で山小屋体験をして見たくなりました。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    自分の場所を見つけて

    ハイジってキラキラネームに激しく違和感を感じつつ、お話には引き込まれて読みました。初期設定(祖父の残した山小屋に二人のイケメン、性格も良し)が出来過ぎだけど、まあ楽しく読めます。自分もかつて、将来の夢に向けて頑張っているときに、夢を共有する男友達二人と、沢山の時間を過ごしました。一人には友人以上の気持ちもあったけれど、居心地の良さや忙しさを理由に、想いを届けずに別々の道を歩き始めました。この三人がどうなって行くのかも、とても気になるので、次の配信が楽しみです。

    • 0
  4. 評価:4.000 4.0

    地元県民は、どこの中学校でも登山の授業があって、中学生で初めて見たご来光は未だに忘れられないです。

    登山を知らないひとが共感できる話題がたくさん詰まっています。登山経験者からみたら鬱陶しい・うるさい・こんな気持ちで山小屋にいてもらいたくない云々あると思いますが
    ハイジの生きる道標(みちしるべ)と重ねて描かれており、成長を見守っていけたらなと思います。
    厳しい自然の中でだからこそ、苦しい決断や取り返しがつかない怖さも多くありますが、仲間たちと乗り越えていく姿は微笑ましいです。

    by 匿名希望
    • 0
  5. 評価:4.000 4.0

    山を思い出します!

    登山の基本、体調第一、諸々が合理的。特に高い山を登るときは、命がけであることを忘れてはいけない。そういう厳しさも分かりやすく描かれていて、登ったことのない人にも理解しやすく良いなぁと思いました。しかし、主人公は甘いと思います。それを良しとしているストーリーに、現実はそう甘くないよと思ってしまいます。導入としては良いのかもしれません。山に登りたくなりました。

    • 0

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