みんなのレビューと感想「きのう何食べた?」（ネタバレ非表示）（182ページ目）

料理の描写が絶妙

私はドラマが先で、シロさんの淡々として無駄の無い、それでいてすぐ参考にできるような工夫づくしの家庭料理を作る工程に引き込まれてコミックへ。頭が良い人の料理の仕方はこうなんだと思わせる手順、手際の良さがなんとも言えず気持ちが良い。次第に2人の関係性の奥深さにも引き込まれる。

ドラマ化したこともあり、すっかり著名な名作。ストーリーテラーとして定評のある作家さんなので、それだけでも期待と安心感があり、実際に読んでみて大正解！というかんじでした。

とにかく作中のお料理風景が身近で興味と意欲と食欲をそそられます（笑）

シロさんの季節感ある節約料理、それを嬉しそうに食べるケンジ。お互いを思いやる気持ちが微笑ましく、ゲイカップル故の悩みも描かれますが、他人同士が一緒に暮らす為に大切な言葉がたくさんありました。

面白い！

テレビドラマで見て興味を持ちましたが、原作マンガも文句なくおもしろいです。キャラクター設定もしっかりしているし、人々の日常生活の中での厄介ごとや心の機微がうまく描かれていると思います。

ゲイのカップルでもそうじゃないカップルでも同じ人間で、ごく当たり前な日常を送っている。食べる事を通しても生きる意味を感じました。

人間模様と手軽でおいしいごはん

ゲイカップルの日常と、二人を取り巻く人達とのエピソードにくすっとしたり、考えさせられたり。
それだけでもいけるところに、作りやすそうなレシピが真似してみたいと思わされる作品です。

食べたい！！

読めば読むほど好きになる作品です。
ドラマも見たのでまた何度も読み直していました。シロさんもけんじさんも人として大切なものをたくさんもっていて素敵なおじさん方です。この二人がカップルで本当によかった。

ホンワリ

BLジャンル？!そうでもない？!
でも丁寧にお料理作ってる感じや美味しそうに食べてくれてる感じはふんわり良い雰囲気。これだけ喜んで毎回美味しそうに食べてくれたら頑張って作れるなーなんて（笑）もう少しラブラブ要素があればそちらも楽しめるな〜なんて。お料理メインなのかな。

参考になります

夜ご飯づくりの参考になります！
淡々と過ぎていく日常と、時々軽いがんじで描かれているゲイであることの苦労が、どちらもサラリと読み進められます。

夕飯作りが充実感と満足感があるとのこと。
そんな風に考えたことがなかったので目からウロコでした。
ゲイカップルってあまり遭遇しないように思うけど
その辺に普通のカップルのように当たり前に存在しているのかもと身近に感じました。
読み応えもあり、長く続いているので、私は単行本を購入してしまうかもなー