5.0
戦争が
国民を不幸にしてさらに子供達を不幸にすることは知らしめられた話。こんな時代は実在したらしいが二度とおきないように願うばかり
- 0
国民を不幸にしてさらに子供達を不幸にすることは知らしめられた話。こんな時代は実在したらしいが二度とおきないように願うばかり
昔って、こーゆー今だったら訴えられちゃいそうなこととかが、知らないところで行われていたんだなーって思うと切ない。
個人的には武子のしたたかさが好きです。後半の言葉使いが老婆の様な印象になっていくのには、少し違和感を持ちましたが…敢えてなのでしょうか…。
復讐を果たした後にはその相手に情けもかける所が好感度アップでした。
少女たちの不幸な話に終わらずスッキリ読み終われました。
女性がどんな想いをして生きてきたか。胸が苦しくなります。それぞれが必死に生きる。これを読んで室蘭へ行きたくなりました。切ないですが、どんどん読みたくなります。
これは本当にあった話なんですかね?
女性の立場は一体何だったのだろうと考えさせられました。死んでしまったお姉さんが可哀想で涙が出てしまいました。
自分があの時代に生きていたら男という生き物を恨みます。
主人公の生きる強さに感動しました。
購入してみる価値はあると思います。
生きることということを考えさせられる作品でした。映画などでは遊郭はきらびやかに描かれている話も多いしコスプレで花魁風などもあったりします。でもこの時代にこのような場所で働いていた女性たちは家族の為に辛い思いをしながらこの場に来たんだなと思いました。容姿が悪くてお客に入れない子。許嫁と離され自死してしまう子。涙しながら読みました。
登場する女性たちには過酷な人生が待ち受けていて、いたたまれない気持ちになります。
現代に生まれて良かったと、心から思いました。
時代物の長編ですが、展開が気になり全て読みました。
勉強になりました。
最後がまとまって、良かった。
とても考えさせられる作品です。
昔の女性の辛い出来事が苦しいくらいに伝わってきます。
4人の女性のそれぞれの生き方が
昭和初期に北海道開拓時代の遊郭の女性たちの壮絶な人生に胸が痛くなりました。
まだ10歳そこそこの子どもを売るなんて信じられません。
売られた女の子たちがこんな目に遇うなんて、今の平和な時代からは想像もできないですね。
でも確かにこんな時代があったのだと知っておくべきとも思いました。