4.0
手塚治虫のエピソードが、関係者へのインタビューをもとに紹介されていきます。
エピソードを読んで感じるのは、やはり手塚治虫は天才なんだということです。
偏執的なまでの作品への情熱や、飽くなき探究心、命を削るような創作欲は天才のものだと感じました。
その天才に必死で食らいついていくアシスタントら虫プロのスタッフ、手塚治虫と原稿をめぐり必死の攻防を見せる編集者たち・・・ノンフィクションのみが持つ生々しい迫力を感じます。
また絵が内容によくマッチしていて、現場の熱気が伝わってくるようでした。
神様・手塚治虫の生身の姿がここにあります。
by
サワドゴ
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