みんなのレビューと感想「透明なゆりかご 産婦人科医院看護師見習い日記」（ネタバレ非表示）（259ページ目）

私には中絶する人の気持ちが分かりません。
でもそれは自分が恵まれていたんだなと改めて思います。
想像することしか出来ないけど、作中に出てくる女性達の気持ちを考えると心に来るものがありました。

懐かしい

３人の子供を出産しましたが、それぞれ違う出産で、懐かしい気持ちになりました。全ての人が幸せなお産が出来ればいいのにと思います。なかなか考えさせられます。

赤ちゃんをおろした女性達の守秘義務は？

許可取ってないでしょう？こんな詳細に纏めたものを漫画化してしまうなんて、私は作者に憤りを感じました。
挙げ句家族らに説教までかます始末。貴方がしゃしゃり出てくる事じゃない。

あと看護見習いで知れる事はまだまだ少ないのに、これが産婦人科の全てです！と言いたげで頭にきました。

ドラマを見て気になり無料分を見ました。
やはり先が気になるのでポイントが入ったら買いたいです。
考えさせられる内容です。

中絶のシーンは切なかったです。
そんな経験があって､「小さな命を私が消した」と､30年以上苦しんでいる人を知ってるから。
人知れず消えていく命を、歌を歌ってお別れしているシーンに感動でした。
とても好きな作品です。

全部読みました。
私は2年前に流産を経験しました。
せっかく私を頼って来てくれた赤ちゃんを産んであげられず、自分をずっと責めてきました。
この作品とは内容を知らずに出会いましたが、産婦人科に訪れる色々な境遇の女性たちを見て、楽になったとは言えませんが、初めて人に話すことができたような気持ちになりました。
赤ちゃんが戻ってくることはもうありませんが、きっとあの子の命には意味があった、私の心の一部になったんだと思って生きていきたいと思うことができました。

作品の構成の部分の感想を述べると、内容が内容だけにゆるい感じの絵でうまくバランスがとられています。
作家さんが昔働いていた産婦人科で起こったノンフィクションのような構成で最初は始まったのに、話数が増えるにつれて、それは一個人の知り得ることではないのではないかと思うこと（想像で描いたと思われること）が見られるようになり、作品の取っていた基本的なスタンスに生じたブレに少々の違和感はありました。
最初は「こんなつらい思いをした人もいるんだ…」と思って涙ぐみながら読んでいましたが、最後の方は「こんなこと本当にあったかどうか…」といる気持ちで読んでしまいました。

毎回、感慨深い作品です

産婦人科で、こんなにも色々な人間模様があるとは知りませんでした。うちにも、３人息子がいますが、元気に生まれて育ってくれていることに感謝です。毎回、じーんとさせてもらえる作品です。

いろいろ考えさせられる漫画です。産婦人科って明るいことだけじゃないんですね。
感動する話もあるけど、ちょっとやるせない気持ちになる話が多い気がします。

いろいろ考えさせられる

産婦人科のいろいろがわかる本です。出産って奇跡と言われるけれど、その裏には日の目を見ない命もある。もっと読みたいです。

純粋な客観的漫画

准看護師？な事もあり客観的視点が上手くお産を軸に女性を取り巻く状況を描けていると思います。
希望的な表現もありますが、それはあくまでも希望ですと分かりやすいのも良いです。
ヘビーな話が多いですが、現実です。
昔の話のせいか、こんなにヘビーな話が続く病院なんて世紀末かよ…と思ってしまいますが、大なり小なりどこでも聞く話。
男も女も普通に生きてたら知らない、知りようがない状況に置かれた女性のどうしようもなさが伝わって泣けてくる。
妊娠は女が一身に請け負うもの。肉体に新たな命が宿り身動きが取れなくなる。産む、おろすの選択も限られた時間でしなければならない。どうか正しい知識を持って望んだ相手と望んだ時期に授かり、たくさんの祝福と協力が得られるお産になる様にと思わずにいられません。
女性男性問わずに読んで欲しい漫画です。