【ネタバレあり】あるいとうのレビューと感想（2ページ目）

ナナジさん

ななじさんの絵のタッチ凄く好きで全巻制覇してます。神戸の綺麗な街並み、震災後の復興コミックとしては骨太の内容だと思います

斬新

イケメンの無駄遣いかもしれないけれど、敢えて恋愛オチにしないでくれてよかったと思います。ななじ先生の作品の中で以外キャラな桜ちゃんは、私は終始好きになれませんでした。でも弱くて人間くさくて新鮮キャラでした。授君がくこを好きになった時はいつものパターンかと思ったけど、くこが揺れずに良かったです。

おもしろいけど

キャラがカッコよかったのはよかったんですが、全体的な話としてはちょっとややこしかったかな、、、。強さとか弱さとか、なんかごちゃごちゃ考えすぎててちょっと意味わからんとこもたくさんあったし、読んでてちょっと疲れました笑。

第一話からイケメンのステキな男子登場で困りましたね。どれもいい、誰を応援すればよいのやら。、なかんじです。

三角関係

少女漫画でよく見られる三角関係です。
ただ主人公がさっぱりしているというか、片思いしている男にとっては期待できないタイプの主人公。
この先どう変わっていくのかがキーです。

普通の恋愛ものかと思って読み始めたら、全然違いました。

震災で母親を亡くしたヒロインくこちゃん

なんか切なかった

幼馴染のキヨとイブちゃんらとの関係も最初は良かったけども、やっぱり一緒にいれば好きになっちゃうよね

ヒロインお約束のみんなヒロインが好きになっちゃったし

それなりに楽しめたかな

主人公が

主人公のくこが、最初は親近感もって読んでたけど、だんだんめんどくさい子だなって感じました。
そりゃ、桜ちゃんでなくても一緒にいるのがしんどいなって思ってしまう。
どんな状況であっても笑っていられるくこはすごい強い子だと思うけど、周りは疲れるよなと思いました。

考える

無料連載分20話まで読んで、単行本全巻購入しました。どうしても、すぐ続きが読みたかったし、娘にも読ませたかったから。ラブラブいちゃいちゃの恋愛モノを読みたい人には不向きな作品です。根底に阪神、淡路大震災があります。主人公のくこは、赤ちゃんの時に被災 し、自分は助け出されたが、母は父の目の前で炎にのまれた。父は、笑顔で逞しく生きていこうと、くこに話す。それが後にくこを苦しめることになる。どんな時も笑顔で、強い自分でいなきゃいけない……。色んな人との出会いで、自分とは？強い？弱い？と、だんだん自分が分からなくてなってくる。どう振る舞えばいいのか、どう接したらいいのか。内面の葛藤がたくさん表現されています。そんな中で、叶わぬ恋をしたり、想われたり、新たな恋が芽生えかけたりしています。

あるいとう

げんきいっぱい、明るくまいにちをせいいっぱい生きている女の子。その子のまわりで見守っている男の方々が、明るさの裏の悲しさに気づく大人っぽい雰囲気のかた、小さな頃から知っている気心の知れた幼なじみ、突然越してきて気になるアイツ～

自身も神戸出身で震災を体験しているのでこのストーリーはなんだか切なくもあります。無料連載分を読んで切なくなってしまったので正直続きを読むかどうしようか迷っています。
でも絵や主人公の性格とかは
凄くいいと思いました。