みんなのレビューと感想「曽根富美子傑作選 死母性の庭」（ネタバレ非表示）（2ページ目）

一気に最後まで読んでしまいました。

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地味な淡々としたストーリー展開の人生ドラマでしたが、なぜか続きが気になり一気に読んでしまいました。この話に出てくる母親にだけは共感できませんが、それ以外の登場人物には共感でき行動が納得できました。ちょっと暗い話でしたが、そこそこ面白かったです。

悲しいけど素晴らしい作品

曽根さんの作品は、どれをとっても素晴らしいので、ハズレはないです。
ただやはり、取り上げるテーマが今回は辛すぎました。…でも、本当に、素晴らしいです。

辛い。読んでいてとても悲しくなります。
虐待の話もありますが…少し気持ちが分かる面もあり、みんな誰もが虐待する可能性を持っててそれをするかしないかは周りの人達にもよるのかなと思いました。

静かに怖い！

内容とは関係ありませんが、キャラクターの口の中を黒く塗ると、大した表情ではなくても、とても凄みのある恐怖を感じるお顔になることを教えてくれました。
後編の由貴のお父さん、最低すぎ。めげずに強く生きた由貴に拍手です。

泣いた

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死母性の庭だけ読みました。

命懸けの出産を終えても、母親には休む時間などありません。変化した自分の身体に戸惑いつつ、生まれたての小さな生き物を世話しなくてはなりません。
どんなにかわいらしく、また愛情を持っていても、休む間も眠る間もなく手をかけ続けるのはとてもしんどいことです。
仕事に逃げ、短時間だけの綺麗事の育児ごっこをする父親とは遠い隔たりがあります。

自分が母親になる前に、この作品と出会いたかったと思いました。

全話読みましたが、とても良かったと思います。自分の生んだ子供なのに愛せないといった母親には、ぜひ読んでもらいたいですね。

重い

ずいぶん昔の作品だと思いますが、時代は変われど人の心に巣食う病は変わらずある…むしろ悪くなっているのかもしれません。そんなことを考えさせられる話です。

狂ってる

こんな狂った母親に育てられたら、絶対にまともなにんげんにならない。
上っ面だけ奥様の下品な人でした。息子の初めての相手を自分で決めるとか、気持ち悪い。

作者のファンです。
毎回毎回とても重い作品内容で、面白いと言う表現でいいのか？と思いますが、面白いですよ。色々考えさせられる。

つらい

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子も親もつらい状況なのに誰も助けてくれない 話も聞いてくれないから究極の一歩手前まで行ってしまうんだろう。思うようにいかないんだな