5.0
大変面白い番外編でした。それにしても、この作者さん、人の心のいや~な部分を描写するのお上手ですよね。絵のきれいさと相まって、胸にズグッときます。最近は、本編でも美月の過去が明かされてきて、毎回楽しみ。
- 12
2011位 ?
大変面白い番外編でした。それにしても、この作者さん、人の心のいや~な部分を描写するのお上手ですよね。絵のきれいさと相まって、胸にズグッときます。最近は、本編でも美月の過去が明かされてきて、毎回楽しみ。
一条ゆかり先生って、年上の美しい女性と年下の男の子のカップルを描くのがお好きですよね。このお話もすっごく面白かったです。おしゃれだし。しかし!しかしですよ。不倫がバレた時って、現実世界ならもっと修羅場になるのでは?奥さんがぽや~っとした性格で、主人公と奥さんの仲が良いことを考慮しても・・・。世の中、そんなにうまくいくのかしら?高校生の男の子が一人でアメリカまで会いに来るのも、どうでしょう?ドラマチックで素敵でしたけど。
お話の内容は、あんまりない気がします。しかし、この作者さんは、一つひとつの何気ないポーズにマニアックなまでのこだわりを持っています。ストーリーまんがというよりも、スタイルブックをみているような気持ちになります。まぁ、絵にこだわりを感じるし、美麗だから見入ってしまうのですけど~。
池田理代子先生の自伝的な作品だそうで、興味深く読みました。小学生の頃からストーリー漫画を描いていたなんてスゴイなぁ~、めっちゃわがままな女の子だなぁ~、なんて思いながら、読み進めていると・・・。ナント!死の間際のお手伝いのおばあさんに最後のとどめをさしたのは、図らずも主人公(理代子先生)の作ったフルーツポンチ(腐ったメロン使用)だった・・・!というオチに愕然としました。
『ジャンプSQ』で執筆されていた時から、強烈な個性を放つ漫画家さんだな~、と思っておりました。その後、骨丸先生の作品が執筆終了(?)になり、SQではお見かけしなくなりました。時々思い出しては(1年に一回くらい)、あのアクの強い漫画が読みたくなることもありました。『マーガレット』でお描きになっていらしたのですね。この作品集のキャラクターも、もれなくうっとおしいくらいのアクを持っていました。
登場人物の性格やその会話にものすごく勢いがありすぎて、一気に読めてしまいます。でも、面白いので、繰り返し読み直す自分がいました。いますよね。こういうオバサン。私は、旅行先としての韓国に関心がありませんでしたが、この作品を読んで、激しく韓国旅行に行きたくなりました。
そこはかとなく漂う江戸川乱歩や松本清張といった昭和臭がたまりません。ループタイとかね。ミステリーだと思いますが、どの回もおいしそうな食事が満載で、結構読み返してます。水仙の葉を食べる回は、やたらと「フレッシュな~」という言葉が乱用されて、東村先生の語彙の少なさを感じてしまいました。でも、好きです。
福本伸行先生の大ファンという前提でのレビューです。
福本先生の独特の絵柄、今ではやみつきです。口を開けた絵は、絶対に人間にはそんなに歯は生えてないでしょと言いたくなります。鼻やアゴにも物申したくなることがあります。
それにも増して、アカギの名言やクールさにやられます。
麻雀がわからなくても、ものすごく面白いです。
ジョジョの構想が伺えるような作品です。その視点で楽しむのもいいのですが、私は主人公とスミレのふれあいが大好きです。だって、スミレのためなら、どんなところにでも飛び込んで助けにくるんですよ。年の差のある二人ですが、眠りについた主人公がスミレが17歳になった時に、目覚めるはず・・・という結びも大好きです。
リアルタイムで読んだ時、中2でした。当時は、大人っぽい世界観にうっとりあこがれたものでした。ワイルドないとこ、圭の出生の秘密、ジェイと朱里の生活、芸能界のアレコレ、理乃の通う学校の洗練されてて、オシャレなところ・・・。キャラクターの顔も日本人っぽくないし、全てが夢物語でした(私には)。
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復讐の未亡人 番外編