みんなのレビューと感想「パーフェクトワールド」（ネタバレ非表示）（221ページ目）

難しいテーマではありますが、

障がいを持った人を取り巻く様々な人間関係や日常をかなりリアルに描いてる作品だと思います。その中にもキラキラした恋や友情、ドロドロした感情のエッセンスも加わってて、とても読みごたえがありました。
医療福祉の現場で働いている私も、働き出す前は障がいは受け入れ、乗り越えるものだと考え、そうできるように支援するんだと考えていました。またリハビリも一歩一歩前進していくイメージでした。
しかしながら、実際の現場はそんなに単純な話ではなく、一進一退を繰り返し、自暴自棄になる人の姿も沢山見ました。なので、仕事もあり、友人もいて、想ってくれる女性がいる鮎川は幸せな方かもしれないですが、その幸せさえ、私たちがとやかく言えるものではないのでしょうね。
鮎川の「障がいがあってよかっただなんて思ったことない。ないに越したことない」って言葉。胸に刺さった。そりゃそうですよね。望んで行き着いた場所じゃないけど、それでも進んで行くしかない現実。諦めることにも慣れ、理不尽にも慣れ、苦労して辿り着くベストじゃないけどベターな場所。
障がいを理由に選べないことを減らすこと、障がいがあってもなくても努力が報われる社会であること、改めてそう願います。

気になって読んでみましたが、途中のドロドロに心が折れます。綺麗事でないのはわかりますが、医療従事者としてあんなのはありえません…

考えさせられる

車椅子の人と恋愛をするってきっといろんな課題があると思います。どれを乗り越えられるのか、興味があります。

感動

まず、絵がキレイ。お話は切ない感はありますが、読んでいて応援したくなる。。。いっ気に読んじゃいました。

高校時代から片思いしていた鮎川と再会するつぐみ。しかし彼は、半身不随の身になっていた…障害がありながらも一途に想う2人の心情が細かく描かれていて、かつ障害者のこともよく取材されていて、絵もキレイで、とてもいい作品です。

脊椎損傷という重く大変な状況で

普通の人なら一緒に居る事を躊躇う程の事なのにこの二人は一緒に居る事を選んだ。
色んな障害が二人を待ち受けてるけど、最後は笑顔で乗り越えられたらいいなぁ。
本当に勇気づけられる作品です。

とても丁寧

無料分を読みました。
とてもとても丁寧に描かれているお話です。
よくある偽善っぽさや、感動の押し売りみたいな事がないのすごい。作者さんのお人柄かな？
続きは気になるけど、大量課金はなぁ。。と迷っています。

障害の見えない部分までクローズアップして気付かさせてくれる貴重な作品。誰しも経験するであろう恋愛の機会は障害者 関係なく巡ってくる。ただし、恋愛の壁以外にも目に見える以上の壁が色んなところに乱立している、という事実がひしひしと伝わってきます。

なんか

こういう恋愛観もあるのだなと
勉強になりました。
実際に自分が車椅子にならなきゃ辛いこと痛いこと分からないので
言葉は難しいですね。

障害者のこと、何も知らない事が多くてこの漫画で勉強になることも多いです。
症状などがリアルに描かれていて、読み進めるのが正直、しんどいです。。