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[小説]銀行員シリーズ

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あらすじ

「――藤芝。やっぱり駄目だ」椿本さんの切羽詰まった声――そこに秘められた何かが、俺に危険信号を送っていた。葵銀行新宿支店に配属された新人の藤芝遼太郎は、目つきの鋭い椿本崇に、マンツーマンで指導を受けることになった。その彼から、歓迎会で突然キスをされた藤芝は……。駆け出し銀行員のさまざまな苦悩を描く、トラブル・ラブ・ロマンス!

この作品のシリーズ一覧(1件)

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  1. 3時から恋をする 銀行員シリーズ(1)
    井村仁美
    必要ポイント:590pt

    「――藤芝。やっぱり駄目だ」椿本さんの切羽詰まった声――そこに秘められた何かが、俺に危険信号を送っていた。葵銀行新宿支店に配属された新人の藤芝遼太郎は、目つきの鋭い椿本崇に、マンツーマンで指導を受けることになった。その彼から、歓迎会で突然キスをされた藤芝は……。駆け出し銀行員のさまざまな苦悩を描く、トラブル・ラブ・ロマンス!

  2. 5時10分から恋のレッスン 銀行員シリーズ(2)
    井村仁美
    必要ポイント:590pt

    「言っただろう、これはお仕置きだって」椿本さんは、俺の胸についた赤い印を忌ま忌ましそうに睨んでいた。入行1年目の藤芝に任された取引先が、突然業績不振に陥った。その原因が林グループにあると聞き、直接林に怒りをぶつける藤芝。親父に口を利いてやる――協力的な姿勢を見せる林の言葉で、すべてが解決に向かうと喜んだのも束の間、ある条件を求められ……。

  3. 8時50分・愛の決戦 銀行員シリーズ(3)
    井村仁美
    必要ポイント:590pt

    葵銀行と鳳銀行が合併することになってしまった。そのうえ、なぜかあの林が、藤芝たちと同じ支店に異動してきたのだ。ことあるごとに椿本とのあいだを邪魔する林に、気の休まらない藤芝。「おまえは健気だよな。椿本さんは浮気してるっていうのにさ」林のそんな台詞もまともにとりあわなかった藤芝だが、否定しきれない決定的な場面を見せつけられて――。

  4. 午前0時・愛の囁き 銀行員シリーズ(4)
    井村仁美
    必要ポイント:590pt

    葵鳳銀行に勤めて2年目の藤芝遼太郎は、同じ営業課の椿本崇と付き合っていた。そこに飛び込んできた、林グループ銀行業進出のニュース。やがて行内には、藤芝がその新たな銀行へ移るという噂が流れ、彼を精神的に追い詰める。「おまえを手に入れるためなら、俺はなんだってやる!」林グループの御曹司・林秀幸は、藤芝への思いを諦めず、ついに強引な手段に出て――。

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