【ネタバレあり】愛しあう理由のレビューと感想

ヒーローはぼんくらですか。ヒロインが自分からあんなとこに戻る訳ないじゃん。ヒロインが受けていた仕打ちに全く気付いてないし。ディアンタの本性が怖かった～。まるでサイコパスでした。

人の話はよく聞くことが大事

イザベルは写真家なのに人の本心を表情からすこしでも考えられなかったのかしら。前半とにかくイザベルは人の話を聞かなすぎる。読んでてイライラ。嫉妬深いから信じられない話が聞けなかったのでしょう。
最後はだいぶ大人になったかと。

義実家のイビリにあっているヒロインに夫は何も気付かず、妻を守らないダメ夫の話し。
結局、イビリの原因が別にあったから最後はハッピーエンドで良かった‼️

すれ違いと誤解で4年の別居。自分の家族からヒロインを守ってあげられないヒーローは嫌だし、ヒロインも頑な。お互いの頑固さと病的なライバルに引っかき回された。

すれ違い

すれ違いと誤解の連続で離婚の危機を迎えてしまった二人が、別居生活を超えて、真実夫婦になるというLoveロマンス。腹黒女って、ホントどこでもいるのね。

自己中三つ巴

シンデレラストーリーを叶えたはずのヒロインが、嫁いびりや夫とのすれ違いが原因で長らく別居し、遂に離婚に向けた協議が始まるところから話が始まります。主要キャラの我が強く、そのぶつかり合いがストーリーを展開させていきます。

まずヒロインは、疑心暗鬼になっており頑なです。彼女をそうさせた過去の出来事も作中語られますが、兎に角感情的で頑固なので、読んでいて疲労感を覚えます。また夫はハーレクインによく登場する、妻の気持ちに鈍感で強引な富豪なのですが、自分の過ちを認め改心した後の行動が消極的で、カタルシスを得られませんでした。さらに、夫に長らく片想いしており、2人を決定的に引き裂こうとする女性（「ガラスの仮●」の紫織さんを彷彿とさせる）が引っ掻き回し、結果的にハッピーエンドとなります。

ヒロインの涙の理由に共感できるかどうかが、自分がハーレクインを楽しむために必要な条件なのだと学習しました。不満な点ばかりを書き連ねてしまいましたが、絵はとても綺麗で、愛すべき脇キャラも登場する点申し添えます。