みんなのレビューと感想「明治メランコリア」（ネタバレ非表示）（5ページ目）

鈴の優しさ

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昔の恋人のために鈴を置いて異国へ旅立った津軽。
いろんな人の協力で津軽を追って、ひなたちから津軽を救い出しようやく二人の恋仲が始まるーーーー！と期待していたのに！！！！

まさかひなたちに日本でまで悩まされると思わなかった。
レビューを読んで津軽がひなにうつつを抜かすのかと思っていたけど、聡明な津軽はそれだけではなかったですね。最新刊(104巻)まで一気読みしてしまいました。
鈴はたくさんの人たちの本心を見抜き、優しく包み込む。
ひなも兄様も解放してあげることができた。次はきっと津軽を解放してくれるでしょう。
鈴の優しさはたくさんに人を救い、すべての事象を丸く収める力を持っています。

もうそろそろ終わりそうな気がします…続きが早く読みたいけど…
いい意味で読みを何回も裏切られているので☆5です！

焦らされた結末

やっとという感じです。
前作では、敵キャラで出て来た晴時兄様も、人間らしく愛のある人物になっていて、思わず応援したくなります。

今回は、また違う敵キャラが出て来て、サスペンスありドキドキします。最終的には、みんな切ない一面をもっていたりして、憎みきれないんですけど、そこがこの物語の良いところだと思います！
続編エピソードが読んでみたい！！

迷走したけど着地はしてます

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女学生になった鈴子。
まだ幼い見た目だけど、津軽とのお付き合いも始めて、前作よりも恋愛要素たっぷりかと期待してたのに。
失踪、渡欧、元カノ、スパイ容疑、国家転覆、なんだか前作よりも探偵物語になっていた。
ひなと愛染の退場が遅く感じたし、記憶喪失のエピソードは先生、やっちゃいましたね、と残念にも思えた。
春時兄さまが決着をつける為だとしても、安易だったような。
出発点の遊郭に戻されて、そこへ津軽がかっこ良く迎えにきて、自分の夢も見つける鈴子。
とってもいいシーンだったけど、ここまで長かったなと。
平賀さんで良くない？と本気で思いました。

春時兄様が好き過ぎて

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前作を読み始めたときから、本作を最後まで読むことは決めていたものの…春時兄様が大好き過ぎて、読むのがとても苦しかった作品です。
時には読みながら、鈴ちゃんを恨んでしまうくらいでした。
鈴ちゃんでなくてもいいから、誰か春時兄様を幸せにしてくれる素敵な女性が現れてくれたらなー、もう手瑠璃ちゃんでもいいよ！とさえ思ってしまいました(汗)
でも鈴ちゃんと津軽が結ばれる結末を前提にすると、春時兄様はこれが最良だったのかな、とも思います。。。彼のことだから、また遠くへ行ってしまうとか、もっと取り返しのつかないことをする可能性もありそうだったし…

あと鈴ちゃんのキャラが、あまりにも「強くて、清くて、正しくて、しかも美しい」のが、たまに違和感感じることもあったり…まあ影のあるヒロインだと、このお話にそぐわないのかもしれませんが。津軽は完璧なようで少し歪みがあるところがよかった。彼は鈴ちゃんに恋して、よりイイ男になったと思います。

大好きなお話だけど、胸が痛くなるから読み返しは当分しないだろうし、春時兄様、鈴ちゃんに関して思うところアリなので、星は4つで。

最後まで読みました。主人公かっこいい！

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最後まで読みました。すずをはじめリカチ先生の作品に出てくる主人公は芯があってかっこいいです！
出てくる登場人物みんな個性があって素敵です。個人的には主に春時がすずを思う場面でキュンキュンしてました。もちろん津軽とすずの場面もいいですよ。
この時代に自分の足で堂々と遊郭から出てくる姿、とってもかっこよかったです！
にい、、、姉様もよかった笑

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青楼オペラという漫画を読み、時代物のストーリーに魅力を感じ、類似してるこちらの漫画が似た作品であがっていた為、読んでみたらハマりました。
鈴子と津軽は歳が一回り離れていて、親子のような兄妹のような関係性(前作)でしたが、鈴子が少女から歳を重ね、大人になっていくなかで、津軽との関係性も男女に変わっていく展開にキュンキュンしました。
鈴子の聡明さと可愛らしさ、津軽の色気あるカッコ良さも好きです。

話の規模がなかなか壮大

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「緋色〜」が好きで二人の関係の続きが気になって読み始めましたが、国絡みの展開で、日本も飛びてて…と話のスケールが大きくて、さらに前半は津軽も、殆ど出てこなくて、少し肩透かしでした。個人的には津軽よりお兄ちゃんが好きなので、津軽の不在に是非存在感を出して貰いたいものですが。恋愛漫画ではあるのでしょうが、それ以外に色々考えさせられる漫画だと思います!

素敵な作品。ずっと読んでたい。

下手な映画見るよりドラマチックで素敵です。
フランスまで旅立ち
ドレス姿のかわいい鈴ちゃん。
津軽の着物姿、洋装、マント姿や春時兄さんのコート姿、
そしてまさかの扮装も。
絵も全て素敵です。
先が気になりながらずっと終わらないでー
と祈ってました。
前作では幼い鈴の津軽へのかわいい片思いでしたが
今回は津軽の方が切ない片思い。
大好き。

ありがとうございました。

前作の明治緋色綺譚から毎回楽しみにながら読ませていただきました。
毎回今後どうなるのかな？とハラハラドキドキしながら読み進めていてとても楽しかったです。
結末もこのような形になり本当に良かったなと思いました。
リカチ先生もここまで本当にお疲れ様でした。そして、この作品に出会えて本当に良かったです、ありがとうございました。

リカチ先生の作品は、画は好みがあるかもですが、奥が深くて、時間のある時に、じっくり読みたい。鈴は、その時代にはあまりいない女性だったのではないでしょうか。先の時代を考えて働く女性。若くして結婚する時代に、男性を待たせて事業をして、素敵な女性だと思います。なんだか終わってしまったのが残念ですが、また読み返したいと思います。もう2～3回読んでるんですけどね。