みんなのレビューと感想「焔の眼」（ネタバレ非表示）

アクションシーンには目を奪われる

顔の表情が生々しく 物凄い独特の絵で、
好みは分かれるタイプ。
敗戦後の日本が舞台ですが、
残酷で不条理に満ちた世界で、
バッタバッタとヒロインの周りの人達が
殺されていきます。

不死身のような 最強の格闘家 クロとの
出会いが ヒロインを成長させていく…

ラストに近付くまで希望が全く見えず、
凄惨で理不尽な境遇が続き、読んでいても
かなりしんどいのですが、何故か読み進めて
しまう作品でした。

己の生き様を見、恥じぬ生き様をせよ！

序盤は戦争により男女問わず虐げられる『ﾆﾎﾝ』人。
ですが、それに対抗(クロ、にとっては対抗とすべきか？)する運命の沙羅。
人離れした、日本人のクロと、敵国とのハーフの子、沙羅。
運命の違いは在れど、惹かれ合う二人。
最後まで見届けたくなる作品でした。


この作家様のミスミソウは精神的にキツい、救いの無い作品でしたが、この作品は生きる、己に恥じぬ、強く、強く！と言う希望が有り、最後まで楽しめました！

正直、ミスミソウは最後まで見て哀しさしか残りませんでした。


ですが、絶望的な状況からの希望。そんな作品が好きな方々にお勧めします！

個人的、個人的ですがほんのすこし、沙羅とクロの再会が見たいです。

いかに

争い事が醜いものかと言うことを思い知らされる、そして、考えさせられる作品。

弱いものが弱いものを見つけ出し攻撃する。

そんな中、希望の光を見つけてたくましく生きていくヒロインから最後まで目が離せませんでした。

血肉は飛び散り、結構残忍な描写が多いですが、胸焼けするほどの濃い描写ではないので、割りとさくっと読めました。

面白い漫画です!!

作者さんのファンになります！
感情の表現の仕方が薄っぺらじゃなくて、生々しさが良い！
テンポもグダグダに長引かせているわけじゃなく着々と進んで行きます！
絵が好き嫌いがあるかもしれません。
感情で読みたい人にオススメします！

思わず感動して泣きました！

ストーリーや登場人物の心境が凄い魅いられます！思わず感動して泣きました!!!
作家さんのファンになります！

押切蓮介さんにはまってしまいました。ミスミソウはただただ悲しかったのですが、こちらは生きようとする気持ちがみえて、まだラストに希望が持てます。まだ途中までしか読んでいないんですが、ポイント追加されたら読みたいと思います。

いろいろ考えさせられます

重い内容で架空では有りますが、将来的に似たような状況にならないとは言い切れない、そう思うと読み込んでしまいます。残酷なシーンも有るので好みは別れるかもしれませんが、自分的にははまっています。

創作なんでしょうが、敗戦直後の1945年の日本は異国の植民地となって、生き抜く為には裏切りは当たり前で…もしかしたらホントに当時植民地となっていたならと怖ろしくなりました。
戦争は誰のためにもならない。

史実とフィクション

一部史実に基づいたストーリーですが、もしかしたら、第二次世界大戦後、日本はこうなっていたのかも？と思えるような設定で完全にフィクションと思えないところが作者のすばらしいところでしょうか。

惹き付けられる。

絵は、好きじゃないどころか嫌いなんです。こんな風に「絵が好きじゃないのに、読みたくて仕方ない」って、滅多にないです。
命が凄く軽い環境化であるが故に際立つ、命の尊さの描写が秀逸。