5.0
泣ける
男花魁、1番の売れっ子 白鷺。刺青士の桐生の物語。白鷺は子供の頃に親に売られて遊郭で生きている。治らない病に罹れば一生、外の世界を知らずに死ぬ事になる。そんな白鷺に刺青を依頼された桐生。出会った2人はいつしか恋人に。しかし、白鷺の運命は心配していた通りに。それでも白鷺は死ぬその日まで、自分を育てた女将さんの為、愛する桐生の為に働いて生きる覚悟をする。そして……ラスト辺りは……。白鷺の最期が泣けます。切ない。やるせない。
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男花魁、1番の売れっ子 白鷺。刺青士の桐生の物語。白鷺は子供の頃に親に売られて遊郭で生きている。治らない病に罹れば一生、外の世界を知らずに死ぬ事になる。そんな白鷺に刺青を依頼された桐生。出会った2人はいつしか恋人に。しかし、白鷺の運命は心配していた通りに。それでも白鷺は死ぬその日まで、自分を育てた女将さんの為、愛する桐生の為に働いて生きる覚悟をする。そして……ラスト辺りは……。白鷺の最期が泣けます。切ない。やるせない。
花街の白鷺、彫師の桐生が惹かれあい愛し合うようになるも、白鷺の結核で死に別れる悲恋を描いたストーリーです。
ストーリー序盤から白鷺が結核に冒されていることが描かれ二人が死に別れる事はわかります。また、生まれ変わりまた二人が出会う描写で多少は救われながらも、涙をこらえることなく読み進めてしまいました。
せめて、白鷺の命が尽きる時、そこには桐生が寄り添っていてあげて欲しかった。こんな胸をえぐられる様な別れがあっていいのでしょうか。
ストーリーの中で度々目にする「こんな時代じゃなかったら…」というモノローグがこの悲恋を強調します。江戸時代じゃなければ、花街に売られることもなく、結核にかかることもなく(かかっても今は死病ではありません)、添い遂げることができたのにね…
皆さんのレビュー読んで泣けるのは解ってました
解ってたけど嗚咽するほど泣いてしまった…
前半はツンデレな感じで絡みも無く9、10話頃から段々不穏な雰囲気が漂い、ウルウル
病気と聞いて駆け付けた桐生と、短いながらも幸せなひと時を過ごせたのは良かったです
白鷺の桐生に対する愛し方が切ない
遊郭のババァも浮世絵師の師匠も本当はいい人で憎いね
現世で出逢えて良かった
二度と離れないでほしいと願わずにはいられないお話でした
レビューの高さ×無料で初めてBLを読んでみました。いきなり男同士の絡みが出てきたりすると正直引きそうでしたが、読者より先に現場を見た桐生が引いてくれたので自然と読み進めてしまいました。外に出たがっていた白鷺を桐生が連れ出してあげたシーンで、桐生が白鷺の手を引いたり、帯を締め直してあげたり、桐生に深い意味はなさそうだけれど白鷺が気にしているところに少しキュンとなってしまいました。ハマってしまうかも。
たっぷりのキスからはじめて、で先生の作品が好きになり、初のBLで読み前は少し抵抗がありましたが・・・
読んでみたら何処へやら・・・ハマりました!!白鷺の色気と、読み終わった後の切なさ×ほっこりさで何ともいえない感情に・・・。何度も何度も繰り返し読んでるお気に入りの作品に出会えました。
個人的には白鷺が逝く時に、桐生に側にいてほしかったなぁ、と。まぁ、だからこそその後の桐生の絵師としての活躍があったのかもしれませんが。
泣きました。
切ないラブストーリーです。
深い愛だと思いました。
白鷺が桐生のために画の先生に会わせる、桐生はそのためにも白鷺に会いに行かず、先生のところで画をひたすら描き続ける。。
これだけでも泣けます。
思い出すだけでも泣けます。
最後に救いなのは来世と思われるところで、二人幸せなところです。
泣くことを分かった上で、購入をオススメします。
やっと2人で幸せになれそうなときに
[死がふたりを別つ]涙が止まらなかったです、こんな辛いことがって泣きながら最後まで購読させていただきました。ですがラストで二人が出会えて幸せになる、そのシーンにさらに涙あふれました!!生まれ変わって結ばれる、本当に素敵な物語です!ハッピーエンドでよかった!!!あらゆるBLを読んできましたが、こんなに泣いたのは初めてでした!
自分の命が短いと知りながらも愛する人に側にいて欲しいとは言えず、一人で静かに逝く強さと寂しさ。
一方で、愛する人の命がそれほど短いとは知らず、一緒にいるために力を尽くしたがゆえに、最期を看取ることのできなかった深い悲しみ。
何が正解とは言えないけれど、お互いを思いやる気持ちに心打たれます。今生では絶対幸せになりますように。
泣く…つうか、泣いた(;_;)
昔は本当に、こういった病で亡くなる人も沢山いて無念だっただろうと本当に心痛くなるお話でした。
今の自分の生活の中では想像もつかないでき事です。
短いお話ですが、なんだか長編を読んだような満足感がありました。
生まれ変わり、過去の記憶はないけれど、出会い結ばれてよかったです。
凄くいいと聞いて買いました。そしたらどんどん読み進めたくなり、もう最後は涙流しながら読みました。あんな切なく悲しいお話にしばらく余韻が残り苦しかったです。白鷺が独りで亡くなって…時代もそうですが皆幸せになってほしいと願い続けます。先生の作品は色々読ませてもらってますがお話がとにかく凄い。絵も綺麗で好きです。