書生 葛木信二郎の日常-黒髭荘奇譚-
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あらすじ
時は大正。小説家を目指して帝都・東京に上京した書生・葛木信二郎。彼が下宿先に選んだ「黒髭荘」は、なんと住民すべてが妖怪という不思議な館だった!管理人の尋(ひろ)ちゃんや、一緒に上京した妖怪の「ちま」と共に、今日も信二郎の一風変わった日常が始まる―――大正浪漫の香り漂う妖怪奇譚、いよいよ開幕!!
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みんなのレビュー
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好きな人は好きな世界観。
大正時代、西欧化が進みながらも、まだどこかに日本的な古さが残る時代、妖怪の存在が信じられているような時代、妖怪が見える書生の帝都東京でのアパート暮らし。
可愛らしい管理人さんと不思議な住人たちとの生活。のほほんとしながらも、妖怪による不思議がちらほら。
好きな人は好きだろうなぁ。
のほほん、としたい人も、良いかも。
妖怪に抵抗がなければ、おすすめします。
私は好きな世界です。
気ままに読みたいと思います。by 匿名希望- 6
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5.0
日常と非日常との間の物語
横溝正史や江戸川乱歩を読んで育った世代にとって、この作品のもつ雰囲気には、たまらなく懐かしいものがあります。(もちろん時代は微妙に異なりますが…)大正あたりまで、日本人は本当に「妖怪」なるものと共存していたのではないのかと…。そう信じたくなるようなストーリー構成と画力が、この漫画にはあります。
一つのエピソードが3〜5話構成のことが多く、それぞれ結末を迎えつつ、最終話に向かって収束していきます。そして、人と人ならざる者たちとの時間の流れの違いを痛感させられます。
エピソード毎に少しずつ読むもよし、一気に最終話まで突っ走るもよし、どちらを選んでも楽しめること間違いなし!八百万の神や付喪神同様、妖も大事にしてきた古き良き日本の風景にタイムスリップできる、そんな不思議な漫画、星5でオススメです。by Mayaya- 2
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4.0
絵が可愛い
最初はよくある設定かなと思いましたが、一話ずつが読みやすく登場人物も妖もとっても魅力的で、楽しく読めました。
鈍感っぽい主人公の恋愛模様も誰とくっつくのか本筋とは別に面白いところです。
ヒロインももちろん可愛いのですが、私は姉推しでした。冷徹のようだった彼女が主人公や妖と一緒にいる時間を通して、表情や感情が豊かになるのはすごく魅力的です。
最終話でその後が描かれていて、ヒロインが結婚指輪をしているのを見て、結婚相手はあの人だろうなと幸せな気持ちになりました。by ハニートースト- 2
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5.0
減点要素がない
昭和レトロな設定にほんやかした妖かし達、画風も丁寧で綺麗。ストーリーも奇をてらわずハートフルで読みやすく、減点要素は殆どないです。
ただ、先の展開が大体わかってしまう。
それを安心感と取るかつまらないと思うかが微妙な所です。
ポイント使っても損はしない作品ですが、先が気になって一気読み、にはならないかな。by 秋那- 4
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5.0
第一話だけ読んでみたら、少し悲しい結末にも化変わらず主人公に好感を持った
愛した人の女房になって その人の夢を叶えてあげる代わりに相手の命が削られることに対する女房の葛藤と、すべてを分かった上で受け入れるその夫である作家、そして自分の価値観を押し付けず 相手に一定の敬意を示す主人公
それぞれ形は違うけれど愛なんだなと思う
おどろおどろしさをウリにしていないところも好印象で もう少し先も読んでみたいと思わせる作品ですby 匿 名 希 望。- 0
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