みんなのレビューと感想「エマと伯爵」（ネタバレ非表示）

零落した令嬢がつく職業と言えば「ガヴァネス」ですよねえ。大好物な題材です！エマの凛とした佇まいも好感が持てます。伯爵は・・評価が難しい。なんか、もやもやする。

最近、原先生の作品を懐かしいな〜と思い読み始め、ついでにハーレクインの作品を読んでいます。
　独特❓な絵の雰囲気は、ヒストリカルなお話にぴったり❗️
　こちらの話はハーレクインにしては、少し長めですが、読み応えありで面白かったです。

立場は変わっても

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何不自由なく育ったご令嬢が、見た目も別人のようになって働いているお屋敷は初恋の人の家だった！という、ハーレクインらしい設定です。
長い年月が、お互いを成長させて確かな愛情を築いていきます。
この手のお話には欠かせないちょっと美人な高飛車、イジワル令嬢もストーリーのスパイスになっていてドキドキ！

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原作者さんも作画家さんも大好きなのでとてもうれしいタッグです。
お互い立場がすっかり変わっての再会もので、鼻持ちならなかったヒーローも子どもをもち成長しています。ヒロインは再びヒーローに惹かれていっても、ライバルに負けない強さはあるものの立場をわきまえて身を引きます。
最後のどんでん返しまで目が離せません。

憧れのロマンス。
大人っぽいストーリー仕立てになってるけど、根本は王道少女漫画の原点的なラブストーリー。あんな風になれば、全て許せるよなーと、人は寛大な心を持つべきと思います！

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全体のストーリーは面白くて好きです！長いけど読み応えがありました。
ただ、１０年前のドミニクの口汚い陰口を、エミリアが聞いていたことを知った上での謝罪が欲しい。。「醜い下心に気づいたからプロポーズを断ったのかも」じゃなくて、その純真な心を傷つけたことをちゃんとわかって欲しい。そこだけモヤモヤが消えなくて不完全燃焼。

波瀾万丈

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富豪の令嬢で大失恋から父親の死後の破産。身寄りもなく別人となり１人で強く生きる姿にむねを打たれます。 再会したかつての求婚者との真実の愛にドキドキ。 もう何度も読んでます。