みんなのレビューと感想「プリンスと偽りの花嫁」（ネタバレ非表示）

ヒロインの芯の強さが魅力です

職人としての誇りをもち、伝統技術を未来へ残すことに誇りをもつ、芯の強さが魅力的なヒロイン。相手がどんな人だろうと、言うべきことはしっかり言える。彼女でなければプリンスはとてもハッピーエンドにはなれなかったのでは？と思います

嫌味のない気持ちの良いくらい真っ直ぐなヒロインでした。ヒーローは母親に捨てられたと誤解して育ったので少しひねくれています。かたや同じく苦労しても助けてくれる人がいたヒロインは感謝の心を忘れない素敵な女性です。
少しずつ近づいていく二人がとても良かったです。

伝統

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ルドルフ殿下は、国王に王位継承権を取り上げると言われ悩んでいた。キーワードを辿ったら、レベッカにたどり着き色々迷いながらも少しづつ人の心の大切なものに気付き始める。レベッカは両親もなく苦労して伝統を大事に仕事に励む真面目な人。ルドルフも同様に、苦労して王室に来て孤独だった。心優しく思いやりに溢れたレベッカに惹かれてゆくのは早い。しかし、2人には障害が多すぎレベッカは単身で海外に身を潜めようと…あまりにもハーレクインらしい展開で王道そのもの。でも、引き込まれてしまうのは話のテンポも良く絵も綺麗で夢があります。素敵なロマンスです。