4.0
吉村先生らしい美しい男女の出会いと恋を描いた表題作。雨の中で佇む女性に、傘を渡す男性。女性は、訳あってぼーっと人待ちしていた、男性もとある理由で心に傷をもっていた。そして何の気なしにわたした傘のえにはなぜかエンゲージリング!が通されていたのだった。
知り合いでも無い女になんでこんなもの渡すのか?
そんな行き違いから始まる短編です。読みやすいです
by
たのみ
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