みんなのレビューと感想「欲望バス」（ネタバレ非表示）

秀逸すぎる

望月花梨さん、大好き‼︎タイトルのセンスとか、作風とか、たまらなく胸を苦しくさせる描写とか...当時、あまり注目されずにしれっと花ゆめで連載されていましたが、当時から1番大好きでした！なんでこんなすごい作家さんいるのに、、もっと評価されて然るべきなのに‼︎て思ってましたよ。実家に単行本ありますが、めちゃコミで思いがけず再会できて感慨深いです。戻りたくても戻れない。やり直したいけどそう出来ない。生きることが人との係わりが何もかもが不器用で難しかった少年少女の多感な時期の感情描写が、表情ひとつをとっても大変秀逸で、切なさで幾度となく涙がこみあがってくる。中高生だったあなたに、ぜひ一読してほしい一冊です。

毒が魅力的

人間の見たくない闇成分の面にフォーカスしている作品です。不健全な人間関係の中で生まれる毒にやられてしまいます！

欲望バス

望月先生の漫画があるかなっと覗いてみたらあった！！と興奮しました。
当時、主人公らに気持ちを重ねながら読んでいたのを思い出しました。
今読んでも色あせないストーリーや絵柄。
思春期特有のこの青い世界観。
静かに沈み、ゆっくりと浮上していく景色が最高です。

独特の雰囲気

単行本を持っていましたが、ここで読めるとは思いませんでした。不思議な雰囲気の作家さんで、私には中毒性があります。

思春期の気持ちがダークに描かれています。
キラキラしてない心に残る棘みたいな作品。
主人公じゃない人が主人公になったような。そんな作品。

切ない

この作者の作品って本当に独特でおしゃれで、ドキドキします。昔もドキドキしながらちょっと退廃的だなーーと感じたけど、今読んでも面白い。

ふりかえると何色でもなかった思春期を過ごした私には
この作品独特の湿った空気感、青空が恥ずかしいみたいな気分が
少しうらやましい。
雑誌掲載当時、繰り返して読んだのは
それまで読んだことのない味わいに惹かれたから。
今回読み返させていただき、何も変わっていないと思っていた自分が
いつの間にか大人になったんだなと……確認できました。

懐かしい

懐かしい〜
望月先生の独特な世界観が好きでした。
青春って感じの学生生活でキュンキュンします。
絵も好きです。

なつかしい

なつかしの作品です。この作者の作品の雰囲気が大好きでした。暗いけどちょっとミステリアスでエロティックで可愛い。

雰囲気が大好きです。

望月さんの漫画は、今でもきっとハマる人がいると思います。内容の独特な雰囲気と絵柄の組み合わせが本当に良いです。

欲望バスはバスを中心としたオムニバスで、短く色んな話が読めるので是非読んでみて欲しいです。

思春期を描かせたらこの人の右に出る人はいないと思えるくらいの漫画家さんです。