5.0
生死感がわかる漫画です
何度読んでも面白いと言うか、考えてしまうまんがです。アダルトな所もありますが、何より生命の儚さ、残された人の現実がよくわかるような気がしました。
岡崎京子さんらしい漫画だと思います。
なんかミステリーなところが、大人に受けるんではと思いました。
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何度読んでも面白いと言うか、考えてしまうまんがです。アダルトな所もありますが、何より生命の儚さ、残された人の現実がよくわかるような気がしました。
岡崎京子さんらしい漫画だと思います。
なんかミステリーなところが、大人に受けるんではと思いました。
どこにでもありそうな話だけど、
中々ない・・様な話です。
人の弱さや、甘さ、不器用な恋愛観や、
誰もが考えの中に少しは持っている残酷さが繊細に描かれています。
世の中のタブーをところどころに取り入れていて、岡崎京子ならでは作品だと思いました。
漫画版持っていてもつい見かけると読んでしまう、岡崎京子作品
無料お試しで一話だけ読みました。
元々壊れた家庭に、壊れた再婚相手。
お互い自分の親をころして行き当たりばったりの旅。
切なくて無情なお話です。
映画『時計仕掛けのオレンジ』とかその辺が好きな人にはどハマりしそうな作品!洗練されたスタイリッシュな雰囲気はまさに岡崎京子ワールド全開です。
岡崎京子の描く世界はイかれてて、内面をエグルような、でも詩的で。誰も真似出来なくて。真似したらおかしくて。いつ書いた作品だろ?復帰してほしいなぁ。
この作品は久しぶりに読みました。
「間」の取り方がさすが!としか言い様がないです。
まだまだこの方の作品は素晴らしいものがあるのでどんどん電子化して欲しいです。
後に、フランスからデビューしたヴィルジニー・デパントの小説を思いだしました。
岡崎京子さんの作品が先なんですが(笑)
人の終わりなんてこんなもんだという虚しさ。明け方に見る短い夢とか、高熱の時に見る夢がちょうどこんな感じ。でも凄く圧縮されてて、それが更に終わりの虚しさを引き立てている。
岡崎京子さんならではの世界観と虚無感が入り交じって独特な時代のにおいを強烈に感じさせてくれる作品です、次第に終末感が露になっていく中で必死にもがいてこうとする姿もまたこの世界をどう生きていくのかといったことを改めて感じさせます。
もっともらしい言葉はないのかもしれませんが表題通りの世界といったものが広がっていく
はちゃめちゃな話で、ストーリーの勢いが良く、ぐいぐい引き込まれてしまい、気づいたら読み終わっていました。