【ネタバレあり】カルバニア物語のレビューと感想

自分である為の珠玉のファンタジー

コミックスも持っているが読み返し。
人はそれぞれ産まれた時から実は位置付けがほとんど決まっていて、覆す事が容易ではない。
自分がなりたい自分、こうありたい者として突き進む者たちが颯爽と足掻く物語。
主に中心人物達は男装の令嬢？や女王や周囲を取り巻く人々だが、
各話数ごとに主人公が存在する感じ。
納得したり、ううん？と考えされたり。
思い切り、くすりとクルことも。
何度も繰り返し読みたくなる味のあるファンタジー‼

ずっと昔から読み続けています。面白いですし内容も深いのですが、そろそろメインのストーリーを進めてもほしいです。タニアとコンラッド王子の恋愛話、かれこれ二十年は引っ張ってるような。

ダークファンタジー

TONO先生の作品はダークファンタジーが多い気がします。でも出てくるキャラクターはとても個性的だし衣装は可愛いしで、毎回お話しに引き込まれていきます。カルバニアの連載はかなり長く続いていて、軸がブレない素敵な作品です。ぜひぜひ一度読んで見てください。おすすめです。