みんなのレビューと感想「マッチ売り」（ネタバレ非表示）

画と台詞でぐいぐい引き込まれます！

これ、すごいです！！
もう本当にお薦めしてしまう。
話数が多くて尻込みしてる方、もったいないですよ～。
という思いで、レビュー書いてます。

時代は、第二次世界大戦の戦中～戦後にかけて。
いろいろ不自由さはありますが、暗すぎず、闇市のようなしたたかな勢いが感じられます。

メインの登場人物は、4人。
過去のトラウマから、不特定多数とヤらないとイケないので、トンネルでマッチ売りしたりする、艶本出版社の社長、花城さん。

彼と惹かれ合う、真っ直ぐな気質の学生、廣瀬。彼は、友人から借りた本に挟まれてた恋文の一部が気になって、それを返そうとその友人を探してます。

廣瀬に本を貸した有原。一途で優しくて、不器用な学生です。

花城さんに、屈折した執着を見せつつも、在原が放っておけない出版社社員の澤さん。

こんなに複雑な時代背景、そして人間模様なのですが、説明の地の文はないのです！
すべて、画や、登場人物の交わす台詞（しかも、説明くさくない）で、読者はたくさんのことを読み取りつつ、物語に引き込まれていきます。

ストーリーは本当にすごく作り込まれているのですが、
バナナフィッシュの吉本秋生さんのような、力のある、色っぽくも簡潔なペンが、とても良かった！
エッチも、結構出てきます。
でもね、なんていうか、そのものの描写よりも、二人の息遣いとか、くすぐりあいっこしてるような戯れてる空気感がめちゃくちゃ色っぽかった！

どの登場人物も愛着ありますが、インテリヤクザ好きの私には、澤さんがたまんなかったなー。
ぜひ！お薦めです。

デカダ〜ン😌

デカダ〜ンでモダ〜ンな時代背景で、雰囲気のある作品です。

一癖も二癖もあるストーリーとキャラが時代というオブラートに包まれて何とも言えない雰囲気を醸し出していると思います。現在ほどマイノリティが生きにくい世の中ではなかったのではないかと思いました。貧しくてキツい時代ではあったけど、それ以上に優しさがあったというか…。

花城さんと廣瀬君がけっこう開けっぴろげにイチャるんですが、何かそれが凄く良いなぁ〜とニヤニヤしちゃいました。
エロシーンもそこそこありますが、あんまりどぎつくはないので読みやすいと思います。

にしてもつくづく思う。
ホクロって凄く狡い武器です！
タトゥーで入れようか真剣に考えてます。

攻めが可愛い‼︎

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終戦後の日本が舞台で、主人公は純粋な学生キヨとエロ出版社の社長ハナ。出会ってすぐヤっちゃうのに、2人とも恋愛初心者同士で色々悩みながら関係を深めていくところがピュアでたまりません‼︎
その背後にも複雑な恋愛か絡み合ってて読み応えがあります。エロシーンはありますが生々しくはありませんので濃厚なのが好みの人には向きません。
個人的にはとても好きな作品です。

よいです

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戦後のお話。雰囲気があっていいです。今より意外とオープンだったのかな男同士も。社長が色気があって、わんこ攻めが可愛い。陣さんたちのストーリーもいい感じに並行して進んで、読み応えもありました。結局4人一緒のシーンってなかった?かな?

雰囲気がまずツボ

こういう設定に絵の雰囲気がとてもあっていて魅力的です
時代背景も相まって尚更
そこまで小難しくなくすんなり入ってくるストーリーとエグいはずの性描写がキャラたちの性格ややけにピュアな主人公のおかげで緩和されてるのが面白いです

世界観

ものすごぉく独特な世界観に初っ端から惹き込まれます。まだ全話は網羅していませんが、大好きな漫画家さんが影響を受けたと言ってらっしゃるので読んでみました。
静けさのなかに激しさが内包されてる感じ。

作家読み

この作品で草間さん大好きになりました。登場人物の細かい気持ちの描写が とってもいい。小説を読んでるみたいな感じになります。

なんというか…凄く情緒のある作品です。
大人なボーイズLoveです。
絵が綺麗で読みやすくて、おすすめです。

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すごく良かったです。テンポが良くお互いの視点から物語が始まるのでとても良かったです！甘々な感じがとても良かった

どちらかと言うと設定重視？

それぞれの想いの錯綜というより
それぞれの立場の紐解き？
設定の紐解き？
時代背景、登場人物など
設定は今まで読んだBLの中で
ピカイチ好みだったので
もう少し切なさが欲しかったなぁ
読んだあとのキュンが欲しかったなぁ