みんなのレビューと感想「妖子」（ネタバレ非表示）（3ページ目）

昔の漫画って質がいいなと思う

懐かしい。この時代の漫画は質が高かったと思う。
高階良子さんとか、萩尾望都さんとか、一条ゆかりさんとか、すごい人たちたくさんいたなぁ。

デジタルでも簡単に描けるし、コピーやトレースやなんでもできちゃって昔のように手の込んだ画を描くスキルが必要なくなってきてる上、
外国の変な翻訳漫画もたくさんで、読んでると日本語が変でストレス感じるのも多い。
誰でも漫画を発表できて二流、三流のなんちゃって漫画が横行してるネット漫画の中で安心してやめて懐かしかった。
あしべゆうほさんの悪魔の花嫁もそうだったけど、悪が完全な悪でないほろ苦いものもあって、
少女漫画の枠の中でありつつも初めてめでたしめでたしではない人間世界の縮図みたいなのを勉強させてくれた漫画たちだった。
ネット漫画の稚拙さに辟易し始めてたけど、こんなのが読めるならネット漫画もいいなって久しぶりに思った。

なつかしい！！

子供の頃に読みました。
子供心にドキドキハラハラして読んだのを覚えています。
悪女のように見えますが本当は優しくて
困ってる人を見たらてをさしのべます
美しくも妖しい魅力いっぱいの主人公
結末はとんな風だったか忘れてしまったので
最後まで読みたいです。

妖子ちゃん

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始まりがなかなかおどろおどろしい雰囲気でほんとに悪魔の子の妖子ちゃんですが、いたってまともで普通に良い子なんですよね。それが不思議。

美しい画力と愛への執着

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◯刑囚女性が子供には辛い人生をおくらせないと、
決意して赤ちゃんをすり替える。
母親としての、最初で最後の愛と策略がどう作用するのか？

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赤ちゃんの取り違え、昔のドラマでも流行りましたね。人生が逆転してしまう何ともやり切れない思いを味わう子供。それにしても長年かわいがり育ててきた娘としてきた子を突然の手のひら返しに只々驚く人間のつめたさ。

当時夢中になって読みました

池田悦子先生原作のダークファンタジー
とても引き込まれるストーリーです
池田理代子先生の画力も素晴らしい

それにしても妖子が・・・
悪女なのにとても不憫で泣けてきます
とにかくすごい作品です

脇役が悲しい

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原作が悪魔の花嫁と同じ池田悦子さん。ストーリーの雰囲気が似ています。見落とし勝ちなのが脇役のかおりさん。あっけなく毒殺されてしまって可哀想でした。

懐かしさで読み出しました

昔読んだことがあり、懐かしさから読み出しました。義親があっさり、娘を愛さなくなるのが、少しモヤモヤしますが、総じておもしろい。

妖子さんが逞しい

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池田悦子さん原作による池田理代子先生の作品です
隠れた名作です

現実離れした話ではあるのですが、出生の秘密がわかった途端に溺愛された両親から手のひら返しで酷く疎まれてしまう妖子さん
ところがネットもない時代にどこから仕入れた情報なのか中学生の子供なのにあの手この手を駆使した知能で危機を乗り越えます。逞しいです。
妖子さんかっけー！

ところが、中盤からは原作者が変わったのではというくらい尻すぼみの展開で復讐とかどこいったんだろう状態でフェードアウトして完結します
なんでや…
最初の頃の勢いはどこへ…

でも途中までは本当に面白いですよ

なんちゅー毒親

我が子がすり替えられてて、実子じゃ無いからって12年間育てた娘を「不埒物」「汚らわし」だのって殺そうとする？
悪魔の産んだ子だから？血筋が大事な貴族様だから？
この両親こそが悪魔だと思うわ

妖子が悪事？を働くのも悪事では無く、どちらかと言えば成敗する方に近くて、読んでてもスッキリするのだけど

ドクターが利用した女を殺して、証拠隠滅の為に大事な研究書類をその遺体と共に遺棄してしまう、という妖子の策略はザマアミロと妖子によくやった！と褒めたくなる

悪魔の子（妖子）よりも、人間の方がよほど罪深いよね、と思う