春日局

  • 完結

あらすじ

大奥―それは女の嫉妬と意地がうずまく豪華絢爛な世界。大奥300年の礎を築き、権勢を極めた春日局の生涯をあますことなく描いた池田理代子の名作!!華麗なる歴史の裏側をお楽しみください!!

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ユーザーレビュー

  1. 評価:4.000 4.0

    NEW

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    ベルサイユの薔薇で有名な作者さんの歴史漫画
    深みがすごいです
    ちょっと絵柄は好き嫌い分かれるかもしれませんがとても勉強になります
    元々豊臣政権に滅ぼされた側の春日局が徳川家に仕えることにより父の仇を取る方向に持っていく流れになり奥が深いなあと思ってよみました

    • 0
  2. 評価:4.000 4.0

    自身で人生切り拓いた烈女

    この時代に珍しい、自身で生きる道を切り拓き、陰の実力者として人生全うした女性の物語。

    痘瘡で醜女の烙印押されながらも、機転と度胸で婚家見切って仕官したというだけでもすごいのに、その後も弛まぬ努力を続けた烈女に拍手です。
    一介の乳母が朝廷から位授かり、大奥の仕組み作り、徳川の世を盤石なものにしたというのだから、そのバイタリティーたるや…。

    人物史の中でもお薦め。

    • 2
  3. 評価:5.000 5.0

    烈女

    ネタバレ レビューを表示する

    日本の歴史に名が残る女性は少ない中で、とてもドラマチックな生涯を送った人だと思います。父親の処刑、夫と離縁して家光の乳母になるなど、池田理代子さんの画力とストーリー展開の巧みさで既に内容がわかっているのにとても楽しめました。当時の女性としては最高の栄華を極め、春日局の称号を得るまでの苦労を強運の持ち主まさに烈女だと思います。

    • 4
  4. 評価:4.000 4.0

    春日の局が、明智方の重臣の家柄なのは知っていましたが、これを読んで詳しくよく分かりました。
    また、結婚し、子供もいたことも知りませんでした。以前は、逆反の側の女性が何故徳川家中にと思い、明智に関しては、逃げ延びた説もあるので、徳川とは、何か関係が深い物があったのかとは思っています。もしも、の話ですが。小早川の裏切りがあったからでしょうか。
    歴史物は、フィクションも少しは入るので、面白いです。

    • 0
  5. 評価:2.000 2.0

    あさきゆめみしに劣らぬ外国人顔

    こんな高い額とギリシャ彫刻の目鼻、特にノルマン特有の四角い顎、これで封建時代の日本と言われても誰も信じないし、作者自身、自分の作っている世界を信じていないとしか思えません。

    池田理代子のフェミニズムは70年代に特徴的なもので、民主主義的な知性の加熱が生んだ高学歴で急激な教養主義的再教育を受けた女性が描いたバイポーラーな理想の自分。半分男で半分女、女王であり愛のスレイヴ。それだけを女と信じる人がどうやって女性の歴史を紐解けるだろうか。

    力と愛、政治と愛の弁証法について、池田理代子はどこまで考えたんだろう。愛は政治で、権力のみが感情を生み出す、しかし、権力以上の権力がある、それは信仰だ。。。その意識が紫式部を導いていたけれど、池田理代子にはそんなものはない。いつまでも、高度経済成長日本のサブカルチャー的教養に裏打ちされた「女の生きにくさ」を唱えているよう。

    • 1

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