第五十三首(1)
あらすじ
名人、降臨。競技かるた最高峰。千早たちにとってその頂は遥かに遠く――!? 百人一首競技かるた界最高峰に立つ者――名人・周防久志(すおう・ひさし)を目の当たりにした観客たちは、その姿に息を呑む。次元の違い。火花も散らぬ展開。その観戦は、千早(ちはや)に大きな意味をもたらした。仲間がくれた一言によって……。春。新学期。新入部員とともに瑞沢(みずさわ)高校かるた部が新たに進み出す!
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