【ネタバレあり】源氏物語 あさきゆめみし 完全版のレビューと感想(14ページ目)

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5.0
私はこれで源氏物語を知りました
古典の授業で習う源氏物語をこれほど芸術的にまたかつわかりやすく構成された作品は他に類をみないと思う.十二単など細部まで明確に書き込まれた美しい絵柄、風景.大和和紀さんならではの和の表現.絵柄だけでなく人物描写も巧みであの難解な古典をよくぞ漫画にしてくれたと感動します.おかげで原作(とは言っても現代語訳ですが)もすらすら読めるようになりました.
紫の上が愛の永遠を悟って亡くなるシーンは原作には描かれていませんが素晴らしい解釈だと思いました.by 鏡華夢幻-
7
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4.0
涙涙です
たまたま手にとりましまが、あっという間に読んでしまいました。私の源氏物語はこのあさきゆめみしです!とにかく絵がきれい、絵を見てるだけでもうっとりします。光源氏もカッコいい、若者から大人までそれぞれの魅力があり。恋に苦悩する姿にキュンキュンしました。一番好きなのは紫の上とのシーン。一番大切な存在と気付くシーン、紫の上が死んでしまうシーンは何度読んでも涙涙でした。
by たまたろうや-
2
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5.0
源氏物語がきちんと漫画に
この本で源氏物語知ってるといっても大丈夫な位、きちんと描かれていると思います。
小物から着物、花などの風景や背景も綺麗!
最初の1巻位まで、綺麗な女性は顔の区別が付きにくいけど、2巻目位から絵に特徴が出てくるので大丈夫!
光源氏は最後の最後でやっと紫の上の気持ちに気付きましたが、遅っ!っとイライラしました。魅力的な男性で描かれてますが、出てくる女性の方が皆んな素晴らしい人ばかりです。by 匿名希望-
2
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5.0
小説で読む以上に素晴らしい!!
高校生の時に、田辺聖子さんの小説で読みましたが、古い時代の小説家さんだから言葉の訳も堅く、表現力も古く、絵柄も少なく…自分の想像力と気合いで上中下巻を読み切りました!(涙)小説は古く色褪せたために捨てましたが、漫画はカラーで保存しておきたいです!!
今、又 こうして、漫画であさきゆめみしと出逢い一気に読破して素敵な平安絵巻に出会い、嬉しかった!個人的には、藤壺の上との悲恋、紫の君と明石の君との出会い、お姿の美しさ、恋愛模様や幸せな結婚生活、何よりも源氏の君の若い頃から晩年迄の素敵な姿にうっとり、自分もこの世界に居たかったなと思う位に、夢見させてもらってます!
小説では知らなかった、宇治十帖と呼ばれる、源氏亡き後の薫の青春時代の悲恋を初めて読みましたが、切なくて…涙無しでは、読めない!
あまた登場する源氏の恋人達や姫君、女房、宮殿や牛車、若い公達、子供から高齢者まで、皆さん誰もが、素晴らしく景色等もリアルに描かれていて、夜中に眠れず居る時に一人静かに、平安絵巻に入り込み読んでます!
中学生の時に一人読んでたクラスメイトが居ましたが、今になって彼女の感激ぶり解りました!私もコミックの原作が欲しいなと40歳過ぎて思うこの頃です!! 大和さんの表現力に脱帽です!! ありがとうございました。最後に光源氏と紫の上の愛は、歴史の流れを越えて、永遠だと思ってます! 生まれ変わっても二人が幸せでありますように♪by 匿名希望-
1
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2.0
格好いい
しゅじんこうがかわいくて、あいてのおとこのひとがおれさまですきなパターンです。これからもっとさきを読むのが楽しみ。
by 匿名希望-
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5.0
うっとり
絵が世界観にあってて、綺麗。源氏物語をわかりやすく読むのにいいんじゃないでしょうか。若紫の部分で原作と違ってると思ったけど漫画として面白いし。素敵な作品です。
by 匿名希望-
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5.0
光源氏の生涯
源氏物語をかなり忠実に、光源氏のイメージを崩さないために、40歳を越えてからも尚、美しく描かれています。とても面白いです。^_^
by 柚子留-
2
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5.0
名作!
紫の上が大好きです!
知的でかわいらしくて、光の君を信じ、光の君に大切に育てられ、やがて妻になり、裏切られ、それでも最期には光の君とあえて幸せだったと…泣ける。。by 匿名希望-
1
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5.0
素晴らしい作品
もう一言で言うとなんて素晴らしい作品なのでしょう
文学作品で読んだ時はあまりにも多くの登場人物でてきて図でもよく分からず流し読みしてました(笑)
光源氏の数々の女性との恋、愛情の深さが伝わってきます。初恋がどこまでもついてまわり、もがき苦しみます。紫の上の愛は最初は初恋が、しかしある時から最愛の人となりますね。描き分けが大変で明石の君と紫の上がかなり似て見えて辛いところがありますが、見ごたえがあります。オススメですby 匿名希望-
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5.0
懐かしい
実家に単行本があり何十回と繰り返し読みました。
お陰で源氏物語が大好きになり、他の漫画家さんの源氏物語も読みましたが、こちらの作品がダントツで分かりやすく、かつとても感動しました。とくに紫の上の死に際。
源氏の君の度重なる浮気で心を痛め、一時は愛が冷めてしまったと思っていた紫の上ですが、死の間際に源氏の君の涙を見て、自分の本当の想いに気付きます。そのシーンの描写やコマ割りが秀逸です。
物語の最初の方はハイカラさんの絵に近い上に、ややコメディタッチな部分もありますが、後半に進むにつれて絵がとても繊細なタッチで美しくなり、シリアスな雰囲気が多くなります。
光源氏死後の話である宇治十帖の巻は特にそう感じます。
絵が古臭く感じる人もいるかもしれませんが、1度は読んでみて欲しい作品です。by 匿名希望-
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