【ネタバレあり】溺れるナイフのレビューと感想（2ページ目）

深いなぁ。

都会から田舎に引っ越す小学生編からスタートするので結果的に長編漫画になるけど、つい気になって読み続けてしまいました。かなり引き込まれます。ただの娯楽漫画ではなく、衝撃的で辛いシーンも多く主人公2人が強烈に惹かれあっているのに離れたりするし、途中コウちゃんにイライラして嫌気もさしましたが、逆に大友くんの存在には癒されたり。思春期特有の心の葛藤や、闇、安定に逃げてしまう人間のエゴなどとても心理描写が面白かった。ただのハッピーエンドにはおさまらなかったけど、続編や、５５歳で結婚するまでのストーリーも気になるので描いて欲しい。

設定が秀逸

この作者が得意な展開！中でもこの作品は本当に秀逸だと思います。
自分の価値観をしっかり持っている故に周りから浮いた存在になっている主要人物達の、恋愛を通して成長していき、離れたり憎んだりしつつも、結局似たもの同士で最後まで強く惹かれ合う…みたいな。
閉鎖社会のドロドロや、モデル＆女優というキラキラした世界の表と裏も見事に描かれててハマるし、その他平凡な？人達も丁寧に描かれている。結局主人公2人が強そうに見えてとても繊細なところも魅力的。
とにかくナツメが素敵！私は沢尻エリカを連想します笑

気になって読んだ

映画でやってたので名前は知ってたけど、少し読んでみたらどんどん読み進めてしまった！
絵が綺麗すぎて、画質が悪いのでなんの絵が分からないところもあった笑
ガラケーやから結構昔の作品なのかな？

こうちゃん何考えてるか分からなくてつらい、、！
好きになる理由は分かる！
でも私は怖くて好きになれんな、、、
方言も興味深くて良かった。

くっついたり、離れたり
最後はどうなるんだろう？

夢中で読みました

最後まで読みました。
読み終えた後何度も思い出しては考えてしまう、そんなストーリーでした。
こんな作品を作れるなんてすごい。
他の少女漫画にはない、ドキドキ、ゾワゾワ感が本当にすごい。
とても魅力的だけど歪で危うくて不安定なコウ。
太陽の様な笑顔でどんな時も優しく包んでくれる大友。
個人的には断然大友ラブですが、若かったらコウちゃん選んじゃうのかなぁ。
というか、カナちゃんが言うように、なつめとこうは一緒にいる運命なんでしょうね。

今度は落ち着いてもう一度読みたい作品でした！

映画を観て

原作が気になり読み始めました。
映画の方を先に観たので内容がいまいち繋がらなく腑に落ちなかったのですが、やっぱり！でした。
原作が良すぎました。
とても２時間の映画では表現しきれない内容ですよ。
片田舎の話かと思いきや神さん東京、芸能と…人が生きる上でも日本人としても感情なり背景なりが色々とリアルだなーと。
コウちゃんの抱える闇もありそうな内容だし誰もが抱えてる闇な部分でもあるなーとか。夏芽とか女の子達の思想も言動も若かりし頃の女の子特有の面倒くささもリアルで色々と思い出したり…。
ただのラブストーリーではないです。
人生感を考えさせられるくらいの内容でした。
わたしがババァだったのもあるかもですがほんとに色々と考えさせられるお話でした。
絵もスピード感も素晴らしくて思わず課金で一気読みしました。
読み終えた後はなんだろう、なんとも言えない気持ちですね。やり切った感というか。笑
とりあえずハッピーエンドみたいで良かったなーでした。笑
映画は意味不明でしたがこれありきで観たらまた違うかもしれませんね。

世界観にもってかれる！

正直出て来るキャラクターに共感できないし、何その思考回路？みたいに思うことも何で何でー！って思うことも多かったけど、それでもどっぷりハマってしまいました。
やっぱり世界観がすごいです！何度でも読み返したくなります！
最後のコウちゃんと夏目の結婚タイミングとかその過程をどうしても知りたいけど、そこをあえて描いてないからこそジョージ朝倉先生なんだと思います。
私の中で大友が最強の当て馬！笑

昔

すごく昔、幼い頃に叔母の家にあったフラワーコミックス？に載っていた記憶があり、絵が魅力的だったので覚えていました。
子供だったのでパンチのあるタイトルも覚えており、こないだふと頭に浮かんで、こちらで何となく検索してみたらヒット。
読んでみたら相応面白くて、あ〜何となくこのシーン覚えてる〜（喧嘩祭り？のシーン）ってなりながら気付いたら読破してました。
ハマりすぎてその後単行本全巻買いました。

こーちゃーーん！！

漫画も持っています！！！
電子版で久々に読んだらまた溺れるナイフの沼にずっぽりはまりました、、！！
感情表現が、言葉ではなく表情だったり、その表情が絶妙なんです、、！！キラキラドキドキザワザワ、、！！もどかしくて、イーーッッ！ってなったり
きゃー！！と興奮させられたり、、忙しいです。
読み終わった後もなんとも言えない、余韻があります。2人が幸せであることを切に願います！！

コミック全巻持っています。
子供の恋愛だからと侮れない、心理描写の一つ一つに心をつかまれます。
主人公2人以外の登場人物も個性的で魅力的に描かれています。
女子特有の憧れや嫉妬、噂話、男子同士の虚勢の張り合いとかも、あるあると共感できます。
作者さんは私と同世代みたいなので、学校の感じとかはむしろ大人のほうが共感するのかも…と思われる作品です。

ヒリヒリする

なんかこうお互い思い合ってるのに上手くいかない感じがヒリヒリしますね。お互いの気持ちだけではどうにもならないしがらみのようなものが。