【ネタバレあり】生存のレビューと感想
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硬派な力作
妻が亡くなり、自らも癌に侵されて余命半年を宣告された男のもとに、14年前に失踪した娘が他殺体で発見されたという知らせが届く。
殺_人の時効まで、あと半年…というストーリー。
実に硬派な漫画で、大規模なトリックとか、猟奇的な動機どか、そういうのはなく、あくまで現実的な枠の中で、一人の男が執念を持って素人捜査をやり遂げる様を、丹念に描いた力作である。
最初は冷たかった警察サイドが、主人公の必死さに打たれて力を貸してくれる描写や、主人公がかつて心を通わせることが出来なかった娘の本心が、捜査の中で明らかになる過程も、胸が熱くなる。
ちょっとモノローグが多すぎるような気もするが、まあ、よしとしよう。
いささか都合のいい展開も、主人公の執念を思えば、神が味方してくれたということで、よしとしよう。
ただ、ラストは主人公、死ななきゃ駄目だろう。
私は別に、何でもかんでも登場人物の死を願うような猟奇的な人間ではないが、どういったって、主人公の死をもってしか閉じられない作品というのはあって、本作なんかは、その典型だと思うのだが。by roka- 2
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5.0
ハードボイルド
ハードボイルドな推理もの。
まだ途中ですが、引き込まれています。
運命は信じられる、きっと、いい風に展開すると、信じますby 匿名希望- 0
4.0