地雷震

あらすじ

高橋ツトムの原点。人間の“生”と“死”、そして“犯罪”という“本能”――。凶眼の刑事・飯田響也(いいだきょうや)が人間の心の暗部を抉(えぐ)り出す! 油断をすれば飲み込まれてしまう深く暗い闇。己の闇から、目を背けるな。

  1. 8巻
    90~103話
  2. 9巻
    104~115話
  3. 10巻
    116~127話

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ユーザーレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

    高橋ツトムといえばコレ、15巻は必読

    ネタバレ レビューを表示する

    アフタヌーンで連載時に読んでて大好きだった。
    自分の中では寄生獣、無限の住人と並ぶアフタヌーンでの歴代トップ3かなぁ
    (藤島康介は路線が違うから除外、ほのぼの系なら、あぁ女神さまが断トツだと思う)

    15巻の表紙は未だに印象深い。
    当時は現在のようなネット社会でもなく、アフタヌーンというコアな月刊誌での連載だったから大きな問題にならなかったのか、少年Aという意味深な表紙。
    酒鬼薔薇事件を題材にした話。
    相棒ハチマキが死んだ時より衝撃的だった。

    高橋ツトムの作品の緻密と荒々しさが混じった作画や、ダークな部分は地雷震が根幹にあると感じられる作品。
    スカイハイや士道の集英社路線(ダークな部分はあるが明るさもある)で好きになった方にもぜひ試しに読んで頂きたい。

    • 0
  2. 評価:4.000 4.0

    すごく好きです

    世の中に刑事物はドラマでも映画でもたくさんありますがとても好きな作品です。人情派でユーモアに溢れている刑事も魅力的ですがこの作品の主人公は誰にも媚びず冷酷でもカッコイイです。
    物語は始めから誤魔化しは一切なく人間の嫌な部分を胃がキリキリ痛むくらい見せつけられ猛スピードで進んでいきます。
    まだ途中までしか読んでいませんが主人公の抱えている闇がどのように紐解かれていくのか楽しみです。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    カッコイイ

    当時衝撃を受けた漫画の一つです。
    アフタヌーンでやってたと思いますが
    読み出したら世界観にハマり
    発売してる全巻買いました!!
    これは漫画ならでだと思います。
    是非読んで欲しいです。

    by M.Keico
    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    カッコいいぜっ!!

    どんな時代になってもカッコいい主人公飯田響也。
    連載当初はハードボイルドなだけだったが話が進むにつれて・・・・・・。
    今でも読める内容です。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    伝説のデビュー作

    ネタバレ レビューを表示する

    高橋ツトムといえば、世間的には釈由美子主演の『スカイハイ』が一番有名なんだろうなあ。「さあ、お逝きなさい」って台詞の。
    あれ以上に重い、とにかく重たい作品です。
    後半はその時代時代の有名な時事問題をテーマにした話も。
    救いがあるのかないのか、そもそも救いなんて存在するのかと疑ってしまうくらい響也の行動は異端中の異端。
    絵で語り、感じさせる。答えは受け手に委ねる。
    それが高橋ツトム作品。
    言葉少ない響也の台詞、その一言一句に重みを感じ、事件解決する頃には闇に引きずられている自分がいた。ただ鬱々とするわけではなく、ひたすら何かを考え続けていた。

    最終エピソードは余りに過酷で重たく、そのままずばり『命』がテーマ。ラストの響也の表情と風景の対比に胸を抉られた。

    by 匿名希望
    • 0

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