【ネタバレあり】寄生獣のレビューと感想

名作

ある日突然未知の寄生生物が右腕に寄生してしまった男子高生の戦いを描いた不朽の名作です。何十年も前に描かれた作品だとは思えないくらい古臭さを感じさせない作品で、凄く面白くて最後までノンストップで読み進めてしまいました。ラストの戦いでの新一の選択が実に人間らしくて、エゴイスティックな選択に悲しみと共感を覚えました。

名作と呼びたい

思索を続ける姿勢が良いです。岩明先生の描く、思慮深さや知性を感じさせる目にグッときます。
登場人物では田村さんが好きでした。

その昔、母親が古本屋で唐突に5巻を買ってきたのがこの作品との出会いでしたw
青年誌にほとんど触れてなかったので、えー？と思いながら話が途中からでも楽しく読めました。

上手くまとまってる

この手のクリーチャー系バトル漫画？サスペンスかな？って序盤のクリーチャーの正体が明かされるタイミングがピークなイメージだけど、ずっと面白かった

是非読んてほしい　

設定が斬新だし、ストーリーも破綻なく爆走していく。キャラクターも魅力的で感情移入してしまう。特にミギーは絶対好きになるはす。アクションシーンは、絵の構図やカット割りが上手で分かり易い。ページをめくる指が止まらないだろう。あなたもミギーや田村玲子を通して人間と対峙することになると思う。必ず心に残り続ける作品になる。新一の中にミギーのかけらが残り続けるように。
ストーリー 10，主人公 10，その他キャラクター 10，セリフ 10，構成 10，絵 8、オリジナリティ 10、結末 10

昔読みましたが、またはまってしまいました。お母さんとのシーンを覚えていたので、読んでいて引き込まれてしまいました

緻密な脚本と魅力的なキャラ

「グロそう」と敬遠してしばらく読んだことがない作品でしたが、それは間違いだったなと思います。この漫画はSF作品でありながら人間ドラマ（ミギー含む）の描写にとんでもなく力が入っています。物語として評価してもかなりすぐれた作品です。漫画好きの方は絶対に読むべきです。

作品のホントに最初の導入が秀逸だと思います。
なぜこの寄生獣が人類を殺そうとするのか、その使命がどこからきたのか。
すごい設定だなと思いました。

主人公は右手に寄生獣が侵入した高校生。
脳を寄生された人物(成功)と、寄生に失敗して部分(主人公は右手)だけ寄生された人物を登場させるあたりも凄く面白いです。

ただのパニック系ではなく、人間とは。。。みたいなところまで扱っていて奥深い。
傑作だと思います。

面白い

人間に寄生する生物との戦いを描いたSFホラー。主人公・泉新一の成長と、寄生生物との関係が深まる様子が興味深い。人間性について考えさせられる。

おもしろい！

無料分読みました。シチュエーションはホントに怖いのに、ミギーがどんどん可愛く見えてくるのは何故なのか…