3.0
茶々の人生と言うだけで大抵の人は歴史を知っている分、最初から辛い部分があったのでは、ないでしょうか。それらを理解していても強く生きている姿には心を動かされるものがあります
by
匿名希望
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茶々の人生と言うだけで大抵の人は歴史を知っている分、最初から辛い部分があったのでは、ないでしょうか。それらを理解していても強く生きている姿には心を動かされるものがあります
茶々姫の人生にスポットライトを当てた作品です
戦国時代の女性の運命、自分の気持ちとは裏腹にやらないとならない、やるせなさ……
主人公茶々と家臣だった相馬との恋模様がかなり切なかったです。
浅井家が織田信長に攻められる事によって一度二人は引き裂かれるのですが、茶々が豊臣秀吉に嫁ぐ時に再び再会してずっと一緒にいると思ったのですがまた引き裂かれて今度は敵同士になってしまう展開がかなり切なくて涙が出そうになりました。
最後は大阪城が攻められた際相馬は茶々を守って戦死、茶々は相馬の後を追って自害という切ない終わり方でした。
涙がとまりませんでした。
絵が綺麗で他の作品も好きなので読んでみましたが、とても苦しく、辛い。。
愛の深さには感動でしたが、失う物が大きすぎて、私にはただただ辛い作品でした。。