4.0
淀ぎみ
である、茶々をかなり好人物として書いた作品。歴史的観点から見たらちょっとあり得ないなーとは思うけど、物語として見たら面白い作品です
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である、茶々をかなり好人物として書いた作品。歴史的観点から見たらちょっとあり得ないなーとは思うけど、物語として見たら面白い作品です
乙ゲーマーなので大好物な内容でした。三成かっこよすぎ!
茶々の不遇な人生を取り巻く男たちとの壮絶な物語り。
史実通りではありませんがラストシーンはそうであってほしい…と願わずにはいられない内容でした。
絵が綺麗で、お気に入りの作品となりました。
私自身、歴史にあまり詳しくないので、相馬という人が、実在なのか、架空なのかが分からないままでしたが、茶々の人物像に意外性があって、とても良かったです。
絵も、最初の頃に比べ、完結までにどんどん洗練されていっています。若干、歴史上の人物である男性陣が、美しく描かれすぎてるのが気になりましたが。石田三成のロングヘアとか……戦国時代の男性なので、いくら「イケメン」と呼ばれる人でも、もう少し、男らしさがあったほうが良かったな、と思いました。
戦国ものが、好きなのでどんどん読めちゃいました!
女性の頼もしさ、強さも見えるようなお話です。
やっぱりママになると我が子が1番、我が子に勝てるものはないですよね!
主人公茶々と家臣だった相馬との恋模様がかなり切なかったです。
浅井家が織田信長に攻められる事によって一度二人は引き裂かれるのですが、茶々が豊臣秀吉に嫁ぐ時に再び再会してずっと一緒にいると思ったのですがまた引き裂かれて今度は敵同士になってしまう展開がかなり切なくて涙が出そうになりました。
最後は大阪城が攻められた際相馬は茶々を守って戦死、茶々は相馬の後を追って自害という切ない終わり方でした。
涙がとまりませんでした。
絵が綺麗で他の作品も好きなので読んでみましたが、とても苦しく、辛い。。
愛の深さには感動でしたが、失う物が大きすぎて、私にはただただ辛い作品でした。。