月と湖

あらすじ

作家だった祖父の死後、遺品の中から見つかった未発表の私小説。そこには、愛妻家だったはずの祖父の愛人に寄せる想いが綴(つづ)られていた。人の心の移ろいに戸惑う一菜(かずな)だったが、その愛人のもとを訪ねることになって…!? 芦原妃名子の描く甘く切ない長編恋物語集。●収録作品/月と湖/12月のノラ

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みんなのレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

    懐かしい?

    もしかしたら、以前読んだことがあったような気がする。その時はよく分からなかったお話と思いながら読み終わり、調べたら全然違った、、、人の想いには戸は建てられないと言うけれど、ならばそこから遠く離れろ!と思っているので、三角関係とか不倫の話は読み進むと眉間に皺が寄ってしまう。けれど芦原先生の作品は心の奥にあるかもしれない隠してある気持ちを丁寧に表現してくれて、心がザワザワしてしまう。

    • 0
  2. 評価:4.000 4.0

    文学小説的な

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    愛妻家といわれた亡くなった小説家の祖父が
    実は愛人がいたことがわかる。
    孫がその愛人のもとへ

    小説はやっぱり脚色された小説なんだとわかるとこもあれば
    文書から読み取れる感情には愛情があるように感じられる。
    「月が二つあればいいのに。」
    学生時代のうまくいかない恋愛してたときに読んだのでしみました。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    大学も決まり彼氏を含めた仲良しグループで卒業旅行まで決まっていたヒロインは、祖母にある家に手伝いに行くように言われる。それはなんと亡き祖父の元愛人の家!祖父は人気作家でもあり愛人との日々を私小説にもしていた。嫌々ながら向かうとおもいもよらぬ田舎くさい人がいて、というお話し

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    最高!

    今、この作家さんにはまってます。今回も一気に読んでしまいました。だいたい、ありきたりな、ストーリーの始まりでしたが、ハイハイって思うのですが、いい意味で裏切らてどっぷり。こちらもよかったです。

    • 0
  5. 評価:4.000 4.0

    あっと言う間に読んだ

    作家さん買いです。私は、砂時計はそんな好きではなく、bread〜が大好きです。そんな方はしっとり読め、満足する感じです。しいて言えば、ノラの話はもうちょっと先が読みたい気がします。

    • 0

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