みんなのレビューと感想「岳」（ネタバレ非表示）（14ページ目）

極限の中での命との向き合い方

遭難した方も救助する方も、極限で命と向き合う。ここでの命とは、生と死両方。山に登ったことがなくても、十分感情移入できる。

山の厳しさも怖さも魅力も全部が詰まってます。

山のことは全く分かりませんが、これを読むと山に登ることがどれだけ命懸けで舐めてはいけないことかということが分かります。事故に遭う場面は、想像してゾッと恐怖を感じます。それでも三歩さんの明るさとテクニックでスリルだけに終わらず、先まで読みたくなる話になっています。

自分の命を賭けて人の命を救うと言う壮大な任務が、ボランティアの方に託されていたなんて、この作品を読むまで知りませんでした。
頭の下がる想いです。

面白い！

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山に魅力された男の子が人を助けたり、友情があったり、その人のバックグラウンドかしみじみとして面白く読み進めます。

山に興味なくても読める

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登山者は毎回、何かしら事情を背負った人たち。山に登り遭難？し三歩に助けられることによって、最後には人生観も変わっている。主人公のサッパリした人当たりが良い読後感になっています。

山屋さんだね、筋金入りで山に魅入られた人。地上の常識が通じないあの世と隣り合わせの場所で、自然の一部になって暮らしてる。

今のところまだ始めの方だけですが、もうすでに主人公の三歩の凄さに感心！このあと三歩がどのような活躍を見せるか楽しみです。

山の素晴らしさ、山の怖さ、そんなことを考える作品です。
ラスト主人公が…と、いう展開に正直びっくりしましたが、これはある意味リアルな話なんだなと。とても深い話でした。

キュン

主人公の心持ちにキュン。ただ山が好きなだけじゃない。身をもって恐ろしさも分かった上での行動にけなげさとせつなさも感じる。自分が山にいるような空気感も伝わる。

あまり山登りに興味はないですが、そんな人でも面白く読めます！
山登りの危険さと山登りにしか分からない光景が描かれています。
まだ途中ですが人間の心がよく分かる漫画だなーと思います。