みんなのレビューと感想「溺れる花火」（ネタバレ非表示）（27ページ目）

せつないです。

女の子側の気持ちも、男の子側の気持ちも、どっちもせつないです。
読んでいる時にはわからなくても、あっ、そういう事か。と気付くこともあり、せつないながらも引き込まれています。

絵に惹かれて

絵が優しくて表紙に惹かれて読み始めました。
病気の恋人を抱えた若者の正直な気持ちは、綺麗なものではないのにみずみずしさを感じました。

もう少し評価が高くてもいいのではないかと思いました。セリフとか、言葉選び、プロットがとても良く、小説か映画の脚本読んでるみたいな感覚になりました。漫画に楽しさを求めてる人には不向きですが。恋愛は思うようにはいかない、ままならないという物事の本質がよくわかります。

心の闇

絵はすっきりとしていて、心の闇が深いストーリーを読む上では見やすいと思います。青春を共に過ごした恋人、でも深い付き合いはできない…揺れる心の動きが見ていて切ない作品だと思います。

静かに裏切っていく彼や周りの人間がとてもモヤモヤさせます。
男の子で若いからしょうがないのかもしれないけれど、自分が病気やそういう応えてあげられない立場になったら絶望すると思う。

全てがリアル。日常の特に取り立てて大きなイベントは起こらないけど、登場人物の心の動きとか妙にリアルで、そこらじゅうにこういう人いるんだろうなと思うと、色々切ない。

繊細な絵と繊細な内容が合っていていいですね。
ぬるぬる〜っと続きが気になります！
リアルっぽいんだけど、非現実なかんじがいいです。

絵が綺麗で、読みやすいと思ったら、ヒメゴトの作者さんなんですね。それぞれのキャラの心情がよく描かれていると思います。すんなり話に入っていけました。

夏と秋

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小秋との純愛を成就させる前に、夏澄の魅力に溺れることになるのか、今後の展開が楽しみ。男としての身の処し方が見どころ。

主人公が求めているのは深い心の繋がりかと思いきや、結局体だったのか?!と彼がどう変わっていくのか気になるストーリーです。