RAINBOW 二舎六房の七人
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あらすじ
俺たちは生き残る。いつか必ず外(シャバ)に出る!! 昭和30年、湘南特別少年院の二舎六房に入れられた七人の少年たちを描く、壮絶な時代の青春群像。
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ユーザーレビュー
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少年院ではじめて
仲間と呼べる存在に出会えた、
少年たちによる友情の話です。
時代は戦後。
同室でみんなのアニキ分となる
アンチャンの男気、強さと優しさ。
いい奴なスッポン。
中でもこの二人、特に好きになりました。
劣悪な環境にいても
仲間のためならば
自分が引き換えに危険な目にあっても、助けようとする。
むしろ
看守や医者など
周りの大人たちの方がよっぽど凶悪。
牢屋に入るべきは逆にこっちでは…と感じた。by ツツピィー- 5
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5.0
これは、、ツライ、、
安部譲二さん、塀の中のことを書かれる作家さんですね。5年前に他界されたのですね。
テレビに出てこられた頃はセンセーショナルでした。
これまた、奥の深い、罪深い作品でした。
まだ途中ですが、厳しい時代を必死に生き抜く少年たちの姿に胸が締め付けられます。
時代に汚された大人たちのえげつなさったら、見てられません。(見たけどね……)
けれど、逞しく仲間を思いやる熱い気持ちが、ここには詰まってる。
それを救いに、目を背けることなく、先を読みたくなる、そんな作品。by けけけのけのケ- 0
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5.0
素晴らしい作品
広告から飛んできましたが、おそらくこれらに似た現実は本当に日本で起きていた。戦争で犯罪に手を染めなければ生きていけなかった彼ら。誰が責めることができるでしょう。そして誰がもレビューで書いていましたが、悪者の医者と看守、房に入らなければならないのはこの二人です。安部譲二原作とあって、素晴らしい作品です。
by torumako- 3
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5.0
まだ途中
まだ途中までしか読んでいませんが、いろんな罪を犯したり悪い大人のせいで罪を着せられたりした子たちの話。暴力的なシーンが多いので苦手な方はやめておいた方がいいかも。書き込みがすごくて白いところが少ない、味のある引き込まれる絵です。裏切ったら助けたり美しい少年たちの心に引き換え、漫画とわかっていても腹が立つドロッドロの汚い大人たちの描写がすごいです。
by はなゆうまやひと- 1
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5.0
悲しい若者たち
自分たちにはどうにも出来ない時代の犠牲になった若者たち。様々な罪で少年院に入り、同じ房の仲間と友情が芽生え寄り添い支え合っていく。
少年院の医者、看守が筆舌に尽くしがたいほどの最低な奴等だ。奴等としか表現出来ない。
こんなことがまかり通ってきたのか?
酷すぎる。
安部譲二、とあったのであれ?と思ったらやはりあの安部譲二だった。by さく咲く- 0
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3.0