第41話 再びの雨
あらすじ
▼第33話/NOWHERE ▼第34話/スタンバイ▼第35話/出発▼第36話/ローザンヌ開幕▼第37話/勝者のイメージ▼第38話/求める領域▼第39話/輝きのとき▼第40話/スピリチュアルなダンサー▼第41話/再びの雨▼第42話/運命(ディスティニー)▼第43話/純化▼第44話/ベストコンディション ●主な登場人物/宮本すばる(双子の弟・和馬の死をきっかけに、本格的にバレエを始める。現在は中3で、プロのバレエダンサーになる決意を固めた)、日比野五十鈴(キャバレー「パレ・ガルニエ」の社長。かつては怪物と称されるほどの天才バレリーナだった)、イワン・ゴーリキー(元ボリショイ・バレエの英雄。通称ワーニャ。五十鈴に頼まれ、すばるを厳しく指導する) ●あらすじ/新人ダンサーの登竜門として最も有名な「ローザンヌ国際バレエコンクール」に向けて、元ボリショイ・バレエの英雄である“ワーニャ“こと、イワン・ゴーリキーの厳しい指導を受けるすばる。連日繰り返される過酷なレッスンのなかで、すばるは「身体中の細胞が、踊ることだけに集中している」という境地に達する。そして、ついに始まったコンクール本番。すばるは、真奈や多香子とともに、順当に決選進出するが、その前日、病に冒され危篤状態だった五十鈴が亡くなったことを知ってしまう…!! ●本巻の特徴/ローザンヌ国際バレエコンクールに向けて必死の努力を続けるすばるだが、五十鈴の死により、バレエを捨てようとまで思い詰める…。 ●その他の登場人物/サダ(「パレ・ガルニエ」のダンサー。おもに女役をつとめる。すばるの良き理解者)、呉羽真奈(すばるの幼なじみ。すばるの存在を脅威に感じ、ライバル心を燃やしている)、春原多香子(すのはらたかこ。ニューヨークでバレエを学んできた、実力派の若手ダンサー。すばるの才能に興味を示す)
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