【ネタバレあり】昴 スバルのレビューと感想（2ページ目）

天才！

天才、ギフトを与えられたもの。
神に選ばれしもの。

高校進学を勧める両親に、今の年齢からバレエのみに専心してもしバレエがうまくいかなかった場合その後どうするんだ、、

その時は…、、
その時はそれで終わりで良い。

と言う場面が心に残りました。
日常生活のどのような楽しみも幸福も、あの快感と楽しさに比べれば、小さなもの。
側から見れば何かを犠牲にして見えるかもしれない。でも実際そうじゃない。
核にある才が、全てが私にそう選ばせるのだ。

スバルちゃん大変。
全ての人が、才能を与えられ才能を中心に築き上げざるを得ない人生と、そこそこに幸せな普通の人生と選べるとしたら、どれだけの人間が才能の方を選ぶだろうか。

読ませる作者様に乾杯🥂

心を揺さぶられる漫画です。幼いうちに弟の命と向き合って弟の為に病室で踊るようになっていく昴。彼女を世間では天才と言うのだろうけど天才とはこんなにも苦しみや悲しみやもがきを抱えて立ち上がる先にある輝きをいうのならば天才という言葉はなんなのだろうかと思う。

天才か努力か

根性ものにもみえるけど、天才的な素質と環境が産み出したバレリーナの成長がワクワク。絵に迫力があって、ついついよみたくなる。

め組からこの作品に行き着きました。
め組もそうですが、何かに取り憑かれるようなキャラ設定がすごく特徴的な作家さんだなぁという印象。
もともとバレエをやっていたので多少違和感を感じないでもないですが、そこそこ面白いと思います。

ハマる

最初は暗いストーリーに、絵がまた暗い感じで苦手でした。でも、途中からバレエがメインになって面白くなってきました。

こっちのすばるが大好きです。

もし本編のすばるを読んでいなくても所々で過去が描かれているので初めての方でも楽しめると思います。

すばるがニコと出会い幸せになれて本当に良かった*´-`)人(´-`*

バレエもの初めて読みました

主人公のきっかけが呪いのようにいつまでもズルズルと着いて回る。まだ何も教わらない幼少期のお陰で、殆ど難なくクリア出来るスペックを兼ね備えているとか漫画ならではだなぁと思いました。

重い

ダンサーを目指すようになる子供が主人公。しっかり描写されている気もするが、私はイマイチ。悪い作品ではないけど

熱い涙がでます...

登場人物一人一人の内面がとても綿密に描かれていて、どのキャラクターも魅力的に感じ、物語の奥行を感じます。とてもおもしろいです。
私事ではありますが、主人公を取り巻く境遇が我が子達と重なり感情移入せずにいられませんでした。2人ともがんばって...とこぶしを握りしめるような気持ちで読んでしまいました。
これからどのような展開になってゆくのかとても気になります。

結末だけが残念だけど凄い作品

続編のMOON含め単行本を全部読みました。作者はとにかく｢天才｣の描写が凄まじい。昴の天才にしか理解してもらえない天才の生き方は孤独で苛烈です。これにゾッとするほど魅了されます。

それだけに結末が突然の大団円だったのには｢ええ！？？｣ってなりました。ライバルや恋人と良い関係性になったり、特に母親とは普通の人みたいなあんな温い和解かい！誰とわかりあえなくても孤高の道を行く昴を見届けたかったのであの全方位ハッピーエンドは残念でした。

とは言え終盤までのストーリーは胸を打つこと間違い無しで一読の価値があるのでおすすめです。