【ネタバレあり】海の闇、月の影のレビューと感想（55ページ目）

怖いです

ちょっとホラー要素が入ってます。昔の漫画だけど今読んでもおもしろいです。
双子なのにどうして片割れの方が熱烈に愛されるのか、読み進めててもイマイチ納得できないけど、この作家さんは天然でお人好しで無鉄砲なヒロインに、オレオレの男性が夢中になるって設定が好きなので『またか』と思ったりして（笑）そこだけ引っかかるけど、内容はとても面白くてサクサク読めてしまいます。

小学生の時にドはまり

初めて、篠原先生の作品を読んだのが、この“海闇”(友人同士ではこの略称でした)
ウイルス感染をきっかけに、仲のいい双子の関係が変わってしまう……。
次々と周囲の人間が巻き込まれては、死んでいく……。
サスペンスが好きな私はハマりましたが、大人になってから読むとまたさらにハマる……。
最後はどうなるの！？とハラハラしていましたが、悲しい結末に涙したものです。
“処方箋”をかけた二人の決着。
壮大な姉妹のケンカと思う方もいるでしょうが、ここは一度読んでいただきたいものです。

サスペンス最高です

ルミとルカ。
仲良しの一卵性双生児。
好きな人が同じになるのもよくある話だと思うけど、そこに謎のウイルスがからまって、ルミが心を制御できなくなってしまいます。

ルカを選んだ先輩をどうしてもほしいのは我慢できない衝動。
そのためにルミはみんなを感染させて自分の思い通りに動くようにして、ルカを殺そうとします。

でも、ラスト、本当にラストは辛くて悲しくて、でもその方法しかなくて、それを選ぶ二人の気持ちが本当によく描かれています。

この作者さんの作品で初めて読んだ作品です。このちょっと怖い内容が王道の少女漫画ばかり読んでた当時凄く衝撃的だったのを覚えてます。でも一度読むと面白くてどんどんハマっていきました。
主人公の双子は本当はとても仲が良くて、お互いを思い合って、きっと他の結末もあったんじゃないかと…そんな身もふたもないこと考えてしまうくらい(笑)

すり抜け放題！

双子の愛情と確執を見事に書き上げたこの作品。本来は互いを思いやり大事にしていた双子の姉妹が一人の男性との恋愛を界に、時を同じくして不幸な出来事で二人が得た不可思議な力によって運命の歯車がどんどん狂っていくお話。回りの人達もイッパイ犠牲になっちゃいます。その分、主役カップルには幸せになってほしいなぁと思いますね！

ホラーは苦手ですが、ついつい読んでしまうこの作家さん。この作品もちょっと怖い？シーンもありますが、好きでした。双子で同じ顔なのに性格が全然違っていて、当時は流水の強さや激しさが怖かったけど、今改めて読んでみると流水の気持ちもわかるかな。流風の方が控えめでか弱い感じだったけど、最後流水と対峙して対等に戦う姿は印象的でした。

主人公、二人はとても仲のいい双子。
ある日、細菌によってまるっきり対照的な性格になってしまう。
告白されたところから、運命は二人の明暗をわける。恐ろしいこと
をなんの感情もなく、簡単にやってのける妹。
それを必死で止めようとする姉。
先の展開が、見えず、ハラハラしながら、読める作品でした。
双子だからこそ、より楽しむことができたのかな？

子供の頃に、読んだことがあり、タイトルが印象深いので記憶に残っていました。双子が闘いあう形になってしまいますが、最後は切ないけれどハッピーエンドと言えるのではないかと思います。とにかく印象にのこるクールな絵と、非現実的なミステリー要素のある物語が、ドキドキしながら読み進められます。昔、りぼん、なかよし、などを読んでいた方にもおススメです。

面白い

懐かしく読みました。
少女マンガにしてはグロい描写も多々あり、当時階段を昇ると妹の顔が半分出ていてトラウマになった描写も懐かしかった！
愛しい先輩を取り合うだけならこんなに回りの人を殺しまくらないだろうけど、ウイルスに感染したために起こった悲劇です。
この作者さんの絵は好き嫌いがあるかもしれませんが、ストーリーは本当に面白いです。

克之イケメンすぎる。

克之がとにかくかっこいい。
何気なく読み始めると、もう沼。めちゃくちゃ面白いです。そしてめっちゃ怖いです。最初は、るみがめっちゃ怖いんですけど、読み進めるうちに彼女の内側も分かってきて、どんどん感情移入してしまいます。そして、るみがるかから奪いたい男性、克之がまあかっこいい。芯が通り過ぎ。守られたすぎる。克之。