STATION 3巻
あらすじ
▼第1話/進路オーライ▼第2話/信じる理由▼第3話/二枚の定期券▼第4話/途中下車▼第5話/消えゆく赤い帽子▼第6話/直線のない世界▼第7話/ハートは同じ▼第8話/君の言葉で歌え▼第9話/あいつの気持ち ●登場人物/中村洋二(JL新新宿駅改札係・持ち前の親切心が、いつも騒ぎを引き起こしてしまう)。渡辺(JL新新宿駅駅長・中村に理解を示し、暖かく見守る)。磯山(JL新新宿駅主任・本社から転勤してきて、中村を目の敵にする)。 ●あらすじ/運転士の“大鴨“と駅員の“小鴨“は、鴨志田という名字の親子である。小鴨は父を「山手線をグルグルまわすだけの男」といって軽蔑しており、自分の仕事にも不満を持っている。そんなある日、大鴨の運転する電車が小鴨のミスで乗客をドアに挟んでしまうが、小鴨は怒る父に反発する(第1話)。▼ある日、中村は切符を家に置き忘れてしまったという老夫婦を、独断で列車に乗せてしまう。激しく追及する磯山主任に、中村は「(彼らは)嘘をつく目ではなかった」と答える。磯山は渡辺駅長に処分を迫るが、渡辺は中村の言葉を信じて、彼に掃除当番という軽い処分をを言いつける(第2話)。▼定期券が折れてしまい、再発行のため駅員室まで案内されてゆく夫婦。彼らは結婚式の時、新新宿駅で胴上げをされたことがあり、中村はそのことを覚えていた。ところが話を聞くと、彼らはすでに離婚を決めており、区役所へ向かう途中だったという。中村は折れた定期券を手に、彼等を説得する(第3話) ●その他の登場キャラクター/悩める受験生(第4話)、楠川さん(第5話)、原田さん(第6話)、ロバート・ハミル(第7話)、木崎良二(第8話)、中村を2度殴る客(第9話)
この巻の収録話
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