龍-RON- 19巻
あらすじ
▼第1話/龍と鳳凰▼第2話/一刻の猶予(ゆうよ)▼第3話/それぞれの誓い▼第4話/龍の決意▼第5話/ある罠▼第6話/風の声▼第7話/嵐来たる▼第8話/月光(がっこう)▼第9話/冥加(みょうが)と知る●登場人物/押小路龍(押小路男爵の長男。押小路財閥の総帥代行)、鳳花(京劇の花形役者)、押小路一磨(龍の父。押小路財閥当主)、押小路卓磨(龍の叔父。押小路財閥の実権を握る)、田鶴てい(女優。龍の婚約者)、曹徳豊(中国からの留学生。龍の弟子)、轟徹太(元轟組跡取り。龍の弟子)●あらすじ/中国皇帝の秘宝が、各国の争いの種になってしまうと恐れた龍と鳳花の母・高瀬紅子こと趙紅華(チャオホンホア)は、その秘宝を隠してもらうため一磨に手渡した。一磨が秘宝の在りかを知っていると聞いた鳳花は、押小路家を襲撃する。しかし、一磨の答えは「すべて燃やしてしまった」だった。そこで、鳳花はせめて母を偲べる想い出の品を見せるよう一磨に頼む。一磨は写真と遺髪を鳳花に見せる。鳳花は、その遺髪に何か秘密が隠されていると考えるが…(第1話)▼一磨が銃で撃たれたことを知ったをていは、押小路家に向かう。しかし、2・26事件による通行止めで、なかなか屋敷にたどり着けない。やっとの思いで屋敷に到着したていの前には、昏睡状態の一磨がいた。一刻も早く病院に連れていかなければならない状態だが、屋敷は封鎖されて身動きがとれない。そこで、ていのとった行動は…(第2話)。●本巻の特徴/鳳花の出生の秘密が明かされ、鳳花と一磨、そして龍との関係も明らかになる。
この巻の収録話
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