みんなのレビューと感想「さんさん録」（ネタバレ非表示）（2ページ目）

こうの史代さんの作品はどれも優しくて大好きです。奥さんに先立たれ、息子一家の所に住むおじいちゃん。少し頑固だけど暖かい家族に囲まれて過ごしていく。お嫁さんがとりわけ優しい。

この世界観、とても好きです！

まだ4話までしか読んでませんが、どのお話もとても温かく一話読み終わった後は穏やかな気持ちになれます。

4話はセリフが殆どなく、コマ割りだけで進んでいくのですがセリフのない漫画に初めて笑わされました。

本当に表現力が素敵で「さんさん録」もこうのさんの世界観に引き込まれています。

主人公さんさんと孫娘のやり取りがめちゃくちゃ面白い。人が亡くなったところから始まる話なのに温かくコミカル。

主人公さんぺいの孫娘がめっちゃいい味出してます。淡々と、亡くなった大事な人への思いとともに生きていく話だけど重くなりすぎずコミカル。

さんさん録

妻が亡くなり一人暮らしの男性が長男家族と暮らしはじめる、私なら断るなあと思いながら読んでいると妻の残した生活ノートを参考に、とまどいながらの生活がコミカルで孫の乃菜ちゃんを巻き込み、仲良しになっていきました、まるで今の生活を予知してたように綴られているねに感服しました、同じようにノートを残しても夫は使ってくれるだろうか。

さんさん録とは？

タイトルが謎で、おためし無料分 を読んでみたらハマりそうです。
さんさんって、参さん、なんですね。突然逝ってしまった奥さんが残してくれた暮らしの記録……。昭和の様子、空気感が切なく懐かしく伝わってきます。

男やもめになんとやらと言いますが、妻に先立たれた亭主というのは、哀れな場合が多いそうです。そうならないようにノートを作っておいてくれるなんて、本当にによくできた奥さんですね。私にはできませんけど。そんなよくできた奥さんのご亭主のお話です。妻の遺してくれたノートにより、違う形でまた一緒に生きていく感じがします。孫娘が可愛くないのは誰に似たのかしら…

タイトルの意味がわからなかったけど
おー、そういう事かと
さんさんと呼ぶ奥様が素敵
息子さんにはわかりにくかったのかもしれないけど確かに愛があったんだと思う

ほのぼの

こうの先生の作品は、こころあたたまる作品ばかりです。
大事件がおきるわけじゃないです。
日々のこと。
でも日々、大事件だと思いながら過ぎては、なんてことない、振り返って、それが日常、大切なひとがいた日常とわかるんだな。

作者が好きなので購入してみました。
絵は好き嫌いが別れるだと思います。
主人公のツンデレがすきです
購入してみるといいと思います