サーカス~最終幕 第53幕 魔人現る
あらすじ
▼第1話/サーカス~最終幕 第45幕 3年前から現在へ▼第2話/第46幕 始まりの年▼第3話/第47幕 隠れていた風景▼第4話/第48幕 誰ぞ知るや遠き記憶▼第5話/第49幕 失われし時の輪 I▼第6話/第50幕 失われし時の輪 II▼第7話/第51幕 失われし時の輪 III▼第8話/第52幕 そして最も恐るべき者▼第9話/第53幕 魔神現る▼第10話/第54幕 フェイスレス出現●主な登場人物/才賀勝(数奇な運命をたどる小学生。現在は、父・貞義の記憶の中を旅している)、しろがね(勝を守ることで自己の存在を維持している美女。本名はエレオノール)、才賀正二(才賀グループの先々代社長。勝の祖父。昔の名は正二郎)●あらすじ/勝が現代で見ている、才賀貞義の記憶の回想は続く…。3年前、自分の記憶を勝に転送(ダウンロード)しようとしていた貞義だが、いまや貞義は交通事故で死亡している。とすれば、貞義の記憶転送は既に完了しているのではないか? 不安になる勝の頭の中に、今まで忘れていた貞義が死んだ日の記憶がゆっくりと蘇ってくる…(第1話)。●本巻の特徴/現在、少し前の出来事、遠い遠い昔の出来事が交錯し、驚愕の事実が次々と明らかに。正二、貞義、勝、ギイ、アンジェリーナ、フランシーヌ…さらには白金・白銀兄弟や、過去に登場した思いがけない人物までもが絡み合う複雑な関係と、数奇な運命が描かれる。●その他の登場人物/ギイ・クリストフ・レッシュ(機巧〔からくり〕を操る男。「ヨーロッパの伝説」と呼ばれるしろがね)、才賀貞義(国際的大企業「サイガ」の社長。勝の父。ディーン=メーストルと同一人物)、アンジェリーナ(自動人形〔オートマータ〕に一番最初に襲われたフランスの村で、生き残った数少ない一人。「生命の水」を飲み、しろがねとなる。日本に渡り、そこで出会った正二郎と結婚)、白金・白銀(バイジン[兄]、バイイン[弟]。200年前に、万能薬「生命の水」を生成する、錬金術の奥義の集大成「柔らかい石」を創りだした兄弟)、フランシーヌ(遠い昔、白金・白銀兄弟が恋した天使のような女性)、グリュポン(勝のサポートをするために作られた、鳥型のオートマータ)
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