まんがグリム童話 廓源氏
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あらすじ
時は江戸、新吉原。苦界と呼ばれる遊郭街で、葵の上、六条、夕顔など『源氏物語』の女たちが娼妓として生きる──!そして、新吉原には、源氏と呼ばれる男がいた。彼は美貌と性技で問題のある遊女たちに「仕込み」を行い、一人前の遊女に仕立て上げる──。ほか、日本の邪教を原典とした「荼吉尼寺」、退廃的なムード満載の享楽と淫楽の宴を描いた「蘭奢の肌」を収録された豪華な一冊!
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みんなのレビュー
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台詞のテンポが良い
立ち読みで、
「あぁ、源さんが粋でかっこいいなぁ」と思ったので、
少しだけ読もうと思っていたら、全話読んでました。
好みは分かれるかもしれませんが、
勇み肌の江戸言葉と、
江戸特有の粗めの廓言葉がテンポ良く響いてきて、すらすら読めました。
少しずつ垣間見えてくる人間模様や、
源さんの心の内や事情なんかも、
じっくりと深みを増してきます。
「源氏物語」の登場人物の名だけあってか、
それぞれの立ち位置や微妙な心模様が源氏物語に近しく、
そこも読みやすさのひとつでした。
時々の読み切り?は、
ちょっとした箸休めに。
内容はレディコミなんで、まんまなんですけどね(笑)by 匿名希望- 12
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5.0
廓で生きる悲しさ
課金して最終話まで読み終えました。
廓で生きる女郎の悲しさを源氏物語のオマージュに仕立てることによって鮮明に浮かび上がらせています。
江戸っ子言葉や吉原ありんす言葉も見事。
源さんは女扱い上手いけど心の奥底で女たちの不幸を願っており、その理由は推測はできるけどきちんと描かれておらず心残り。
もしかして別のシリーズとかに描いてあったりしないでしょうか?
華麗で非常に高い画力とお茶目なペンネームのギャップもいかしています。by 金のブドウ- 7
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5.0
単行本買ってた!
書店で表紙買いした作品でした。
紙の本は引越しで紛失してしまって悲しかったので、こちらで今作を発見できて飛びつきました。
源氏物語がベースですが、解釈は作者様のオリジナルなので名前が同じ登場人物がいるな~って程度の方がしっくりきますし、何の媒体か忘れましたが作者様が苦労した旨を語られていたので最後がしっぽ切れのような終わり方でも仕方ないなと思えました。
個人的には、藤壺のくだりはもう少し欲しかったかなと思いますし六条がいい人?過ぎて切ないですね。葵は魅力的でいい女です!
美男美女は、目の保養になりますし衣装もとっても綺麗です。by 匿名希望- 2
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3.0
源さんに惹かれる女性陣の気持ちがわかります。
誰の事が好きなの?って私までやきもきさせられました。
私は六条と源さんが一緒になって欲しかったなぁと思いながら読んでいました。
お互い特別に思っているのに、すれ違ってばかりいてせつないです。
夢中になって読んでいましたが、
最後が納得いかないです。
ここで本当に終わっちゃったの?って感じでした。源氏物語が土台になっているから勝手に長編だと思っていたので、不完全燃焼です。
もっと素敵なお話になって行きそうだったのに…
残念(T ^ T)by マリエル- 4
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5.0
艶っぽい
とにかく絵が綺麗!六条の妖しく儚げで、それでいて潔い逞しさが美しい!源さんの不良っぽくて艶のある男っぷりがカッコいい!花魁達の唇が色っぽくて好きだなぁ。花魁達の顔がどれもよく似てて区別がつきにくいけど、衣装で見分けてました(笑)
源さんが心の中で呟く「不幸になれ」は何か源さんの過去に何かあるのか。六条との関係もただの花魁との関係とも思えぬところもあり、気になる。これから解明されるのかしら。by アキラタマ- 1
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