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父や兄たちとやらなければならないのは、皮肉な運命だか、主人公もそれなりに悦んでいる部分もあるように思う。最終的に自身も欲望を満たせている。
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父や兄たちとやらなければならないのは、皮肉な運命だか、主人公もそれなりに悦んでいる部分もあるように思う。最終的に自身も欲望を満たせている。
ブランヴィリエ夫人の話だけ読みました。実在の有名な悪女だそうで、後からウィキペディアなどで調べました(笑)。一般的な説としては、マリーは計画的に毒の効果を試すための実験をしたり、利己的な悪女だったようですが、美貌すぎるゆえに不幸な人生を送った哀しい女性というこの作品の解釈は独自のものなんですかね。どちらが正しいかはわかりませんが楽しめました。
この作品のシリーズとても大好きです!
昔の人って惨虐すぎませんか?読んでてとても背筋が凍りました笑
ぜひ読んでみてください
こういう系のネタが好きなので読んでみました。まあまあ。暇潰しにはなります。気になったのは「浮島心中」これ、検索しても引っ掛からなくて…エカテリーナとかは実在の人物ですけど、浮島心中は創作なのかな?そこが個人的に少し気になりました。
ほんとにあった?的な話は、やはりいい。登場人物が生き生きしてる。本当にいなかったとしても、人の口承で、キャラクターがすでに練られている。
グリム童話、定番の面白さですね、悪女なのだけれども、悲しい過去があったり、とても考えさせられる話ばかりでオススメです
ただ好きな相手と一緒になりたいという、女性なら誰もが抱く感情が、時代のせいでかなわないところがただただもどかしい。
時代、家柄、女性軽視、どの国でもありますが、平和な今の時代に生まれたよかったなと思います。
人殺しとは罪ですが、望んだものは本当にありふれた、人として当たり前の感情と言うところが切ないです。
無料の続きが気になって、1つ目の話だけ読みました。
最低な男に引っ掛かった哀れな女性の話でした。もう少し読みやすい絵だったら、続きの話も迷わず購入するのですが。
ブランヴィリエ侯爵夫人の話は、遺産欲しさに父親と兄弟を手にかけた毒殺魔と何かで軽く読んだことがあったので興味をひかれました。
本作で描かれたように身内からの仕打ちが事実なら、この呪縛から逃れるためというのも同情できます。
許されることではないですが…
絵のタッチがやや雑な感じ。好みもあるでしょうが、貴族社会の調度や衣装などが細かいためによけい見づらくなっているのが残念です。
実在する「悪女」として名を馳せた女性たちの壮絶な人生を描いた作品です。彼らは性的虐待や差別などに苦しみながら懸命に生き、結果的に犯罪に至った者が多く哀れです。
が、かなりあっさり描かれているためあまり考えさせられるきっかけにはならないかも。
画も好みがわかれると思います。