【ネタバレあり】女帝花舞のレビューと感想（41ページ目）

女帝

女帝の続き、娘の物語です。母親に対する反抗心とそれとは相反する心情がうまく描かれているなあと思いました。

途中までしか読んでませんが……
今の所、母親への憎悪、嫉妬、反抗期？しか見えてきません。
女手１つで這い上がって来た母親を高校生にもなって理解してあげる事も出来ないのか？と不思議になるくらいです。

女帝親子。

銀座の女帝の娘が京都の女帝を目指す話です。舞妓のお話とか色々出てきます。
ラストはある意味、母親は超えられませんでしたが、女性としての人生を穏やかに送れたみたいでよかったです。

前作の女帝が素晴らしすぎて、こっちは読んでいて物足りない感じがあります。
頭がいい、という割には、思考が短絡過ぎるし、ヤクザとの話ばかりで面白みに欠けます。
祇園が銀座より優れている点が感じられないです。長い歴史と伝統に基づいているのはもとより承知なのだけれど、それだけで銀座より上と言われても読んでいて共感できない。
ヤクザとの恋と抗争がメインになり過ぎて、政治、経済などあまり出てこないので、祇園の女帝になるとしがみつく主人公が理解できない。

花舞

お母さんは銀座で、娘は京都の祇園でそれぞれが女を使って階段を上っていく。
普通の人は経験しない試練を
周りの人と協力して切り抜けていくのにもハラハラします。

女がのし上がる話

女が自分の努力と信念でトップまでのし上がるお話です。
気の強さ・頭の良さは本当に尊敬でき、こんな女性になれたら良かったなぁと思います。
ただイラストがあまり好きではないかも。

女帝を読み切ってからみたい作品ですが、少しフライングして読んでしまいました。この作品もハマりそうです。

まだ途中ですが

前作彩香はそうでもなかったけど、今作の明日香はやたらと気の多いだらし無い娘に思えてしまって感情移入できないです…。
彩香は自分の力でのし上がったまさに女帝だったけど、明日香はよし野に入るところから伊達（＝彩香の人脈）を使っているし、何かある度彩香の人脈を利用しているのに、彩香に反発し、「あの女に出来て私に出来ないことはない！」って何を根拠に？
タケシが好き！って言う割に他の男にすぐフラフラするし、ここまで修羅場をくぐってきたならもう少し慎重にならない？って思うくらい短絡思考だし、どこが頭がいいの？って思う。
明日香みたいな女が祇園の女帝なら、祇園は銀座には勝てないな、と思いました。

最後はとてもシンプル

舞奴の女帝を目指してた主人公が,最後はとてもシンプルな,でも大切なものに気づき、手にいれるため舞奴をあっさりやめたのはびっくりしました。でも、人は１人では寂しいと思うのは,当たり前の感情だと思うので、最後は納得できました。

面白い。

全作の 女帝になった女性の 娘の お話です。出だしが 母親と まるっきり似ていて、可哀想です。銀座の高級クラブママのだからって 誰とでも 寝ているわけでもないし、凄い偏見だと思います。くやしいですね。
でも、娘もなかなか 迫力があって 格好いいです。最後は 読んで知っていますが、ぜひ
読んでほしい作品です。