みんなのレビューと感想「東京探偵団」（ネタバレ非表示）

80年代のメガロポリスを舞台に

バブル絶頂期の1980年代、東京という世界のメガロポリスを舞台に、
王道グループの潤沢な資金をバックにして、様々な事件を解決してゆく少年少女の探偵団がいた。
それがCITY JACKER。
彼らの前に立ちふさがる怪盗紳士・黒男爵（バロン・ブラック）
彼らの騙し合い、駆け引き、抜きつ抜かれつつの追いかけっこ。どこまでも華麗で、粋で、スリリング。
もう、当時ティーンだった自分のハートに突き刺さりました。
80年代という、日本人がまだ未来に夢を見ていた時代。
東京というあらゆるものが輝いていた魔法の都市を駆け抜けてゆく探偵団と怪盗に憧れた。
そして時に、そんな彼らでさえも解決できない事象も起こりうる〝東京”とい都市に慄いたことを覚えています。