第3部 世界からはすでに「あ」と「ぱ」と「せ」と「ぬ」と「ふ」と「ゆ」と「ぷ」と「べ」と「ほ」と「め」と「ご」と「ぎ」と「ち」と「む」と「ぴ」と「ね」と「ひ」と「ぼ」と「け」と「へ」と「ぽ」と「ろ」と「び」と「ぐ」と「ぺ」と「え」と「ぜ」と「う゛」と「す」と「ぞ」と「ぶ」と「ず」と「づ」と「み」と「ざ」と「ど」と「や」と「じ」と「ぢ」と「き」と「で」と「そ」と「ま」と「よ」と「も」と「げ」と「ば」と「り」と「ら」と「る」が消えている(1)
あらすじ
世界から一つずつ文字が消えていく。文字が消えれば、言葉が消える。言葉で表現できないものは、この世から消える。――いったいどれだけのものを消滅から守れるだろう。ある日突然、物語の主人公として虚構の世界を生きることになった小説家・佐治勝夫。現実と虚構が徐々に溶け合っていく中で、佐治はなにを思うのか?\原作約50万部/\TikTokをはじめ、数々のSNSで話題/1995年の刊行以来、たびたび話題となる筒井康隆の実験的名著が、まさかのコミカライズ!【解説:飯間浩明(国語辞典編纂者)】
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